読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

浅羽ネムの長いひとりごと

思いついたことを書いたり描いたりしてるブログ。あくまで主体がTwitterなのでコメント欄なし。のんびりやります。

聖闘士星矢Legend of Sanctuary

はじめに

これまでのこのブログとは若干傾向の異なる作品の感想かもしれないです。まあどれを取り上げるにしても「わかった?これが私…」という感じでゆるくよろしくお願いします。それと私自身は聖闘士星矢については無印原作、無印テレビアニメ、Ωのみのかかわりで、ハーデス編のOVAやチャンピオンの派生作品には手を出していない立場です。

 

 最初にこの映画をやると知ったのはΩの制作発表の時だったから2012年2月頃。本当はΩが放送されている間に上映できたら良かったのかな。それでもΩを2年間放送していたことがこの映画のための何らかの後押しになれていたらいいな。現に私など、無印原作が終わってから星矢にはあまり触れずにいて、Ωを観ることでいろいろと思い出していった口だから。

 観る前はどうしても不安も大きかった。やっぱり絵の違いもあるし3DCGって正直なじみのあるものではないし。あーりんの声優としての技量も未知数すぎるし。ただ、徐々にキャラクターデザインが明らかになるにつれ、「これは案外攻めの姿勢なのではないか」と思ったことも本当だった。ムウ様がなぜか眼鏡キャラになってたことでそれは確信に。私は「オリジナルに敬意は払いつつもそれに縛られすぎず、新しい道を模索しよう」とする作品については何となく甘くなってしまうところがあるな。失敗したらかなりまずいことになる諸刃の剣なので本来はあまりほめられたことではないのだけど。

 結果からいうとすごく突き抜けていて面白かった。私の知ってる星矢とはかなり違うものだけどアクション、聖衣の美しさ、なびく髪と、演出が「動き」と「画の力」に注力してあってあまりダレるところがなかった。というか映画の8割がバトルです。「90分で12宮編をまとめる」なんて本来無茶ぶりが過ぎるんだけど、それでかえって話の締りが良くなったのかもしれない。まあ本来聖闘士星矢って話の繋がりとかいろいろ矛盾があっても見開きの画の力で(強引に)納めるところがあるからきっとこの映画も星矢として間違ってない。ハッタリ力ってやつかな。

 というかお話はあの…尺が絶対に足りないことは最初からわかってたのであまり言うべきことじゃないとは思うけど…すごくダイジェスト感が…(;´・ω・)基本的に星矢とさおりん(何となく今作では「沙織さん」ではなくこう呼びたい)のラブストーリー中心なので他の青銅4人好きの方には不満もあるかもしれない。氷河マザコンじゃないし。瞬さんは「僕は戦うのは嫌いだ…☆」を言わないし。(でも敵をボコボコにはする)それでもポイントは抑えてはいるのだけど。そうそう、今作の紫龍はいついかなる時にでも戦えるようにと平常時にも聖衣をまとっています。もちろん戦闘時のための前フリです。そして一輝兄さんはすごく…メンズナックルです…www

f:id:asanem800:20140623203049j:plain

 でも何よりも蟹wwデスマスクが何もかも持って行ったwwwあの巨蟹宮ダンスを見たら何もかも許せるwwwww蟹座聖衣が脱げるところまでは原作通りなんだけど何でパンツ一丁になるwwwww黄金聖闘士は尺がない割にはそれぞれキャラが立っていた。しかし誰も何も言わないけどミロってやっぱり女性なんじゃ…?「そういう男は嫌いじゃない」って言ってたよ?ああ涙拭けよアフロディーテ

  それと心配だったあーりんだけど、割と大丈夫だった。最近のアニメでのタレント声優は実は言うほどひどいものではなくなった気がする。演出だったり音響だったりのサポートがいいのかな。あと今回のさおりんは普通の少女が戦いを通じてアテナに目覚めるわけで、その辺がうまいことマッチしたのかもしれない。

  しかし何か石像が支えてたし、あのサンクチュアリってシュテルンビルトだよね?wwアクションシーンはすごくタイバニですわ。本来アリスの棘の予習のために観たタイバニでしたが思わぬところで役に立ったわー。この映画の客層ってたぶん星矢クラスタ、モノノフ、タイバニクラスタの三つが主だと考えてるけど一番楽しめるのはタイバニクラスタじゃないかな。

  思えば情報が発表されるたびに「製作総指揮・車田正美」がどこにどう機能してるのか全く見えなかったんだけど、おそらくONE PIECE映画の「製作総指揮・尾田栄一郎」とは真逆なものだと思う。ワンピのは「これ尾田っちが関わってないところどこなんだよ…これで連載もやってるってあの人何なんだよ喉大事にしてよ…」と震え上がってるんだけど車田御大は新しい挑戦を赦しているのかなと思った。東映特撮の「原作・石ノ森章太郎」みたいな感じかな。観る側としては「御大が赦しているならこれを認めるかどうかはあくまで自分の問題だな」と思えるわけで。できたら新しい世代にも面白がってもらえて、コンテンツが長く続けばいいなと思う。同じ人らだけで固まる世界に未来はないと思うから。あと、話がダイジェストすぎると思うので星矢を知らない人にこれがどう見えるのか素直に知りたいww

   何にしても90分、格好良さに少年の心で楽しめる映画だと思いました。何だかこれ一本で終わるのももったいないので何かでプロジェクトが続くといいな。そして今作に限らず、アニメ・特撮で入ったお金がアニメ・特撮に還元できることを願う。

 

 

 

聖闘士星矢 映画化記念スペシャルBOOK (e-MOOK 宝島社ブランドムック)