浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

旅する音楽

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    先に書いておきますが私には音楽についてろくな知識はありませんよ。私に身についてる音感なんてナレーションが中井和哉さんだからずっとゾロが解説してるように聞こえるダメ絶対音感くらいです。(強調してまで書くことだろうか)
    4作共通して思うことは世界中のあらゆる国においてオダギリさん馴染むなあということであり。異邦人だけどその場での佇まいに違和感がないといいますか。思えば14年間この旅人…というか冒険家の有り様を私はずっと愛でているのだろうなあ。時に日本にいる時よりこういう場の方が似合ってるとすら思うことがある。日本はどうでもいい情報が入りすぎるのかな。
    童話の北風と太陽で、北風は無理やり旅人のコートを脱がせようとするけど旅人は脱ごうとしない。太陽はポカポカ暖かくすることで旅人自らコートを脱がせる。海外でものすごくリラックスして見えるのはそんなことなのかなって時々考える。日本は向かい風が強すぎるのではないかというような。
   そんなことは置いておいて、この旅が、音楽がこの人のどんな血肉になるのかなということが興味深いです。音楽も、表現も、人生そのもの。

パンドーラー

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