浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

まれのキャストで別のドラマが脳内展開されて困る件(追記あり)

第3週ともなると慣れてきて、海や方言が出ても特にあまちゃんと比べてどうこうとは思わなくなってきた。ところで以下は始まったばかりの頃のツイートです。

故郷の村を焼かれた少女・希は表稼業で塩田職人を生業としている武闘家・元治の元で修行を積み、家族の仇・池畑を倒すことを誓うのであった…!戦え希!負けるな希!憎きあの男に必殺拳を叩き込め!

…みたいな感じの謎ストーリーが脳内で展開されてるんですがどうしてでしょうか。Wの劇場版とかアクセル・エターナルとか作品紹介で入っていたカラテガールの予告とか観たせいでしょうか。スピンオフドラマをやるのなら後日談や番外編よりこんな「まれのif」みたいなのをやってほしいくらい。いや、土屋太鳳ちゃんってるろうに剣心でも良かったし、オープニングの踊りでもすぐわかるほど身体能力がすごくて惚れ惚れするんだけどこのドラマではアクションなさそうだしさ…。

 ドラマ自体はものすごく不快なわけでもないけどどうしても観たいというポイントにも欠ける、要は「何も言えねえ」といったところです。TLでも言われている数々のツッコミどころ(例:「崩れたケーキを夏場にそのままにして1日後にみんなで食べるってあり得んだろ⁉」)はたぶん気にするだけ無駄なのかもなと思ってます。ただ引っかかっているところもありまして。

 毒親とまで言うには言葉が強すぎるので躊躇しているけど、現状では希にとってあまり良い母親でもないと思うんだな。せめて娘と同じくらいにバリバリ働いている描写があれば印象も違ったんだけど、海水ザッバーくらいしか見てないし、塩田の仕事ってシーズンオフがあるんでしょ…?実質希に寄りかかってるようなものじゃない?といってもダメ母だからこのドラマがダメと言ってるわけではなくて、この現状を登場人物の誰もダメだと指摘しないということは、もしかしてドラマの制作側と自分の価値観が違うのではないかという疑いを持っている。もしそうだったらお互いに不幸になるだけだから離れるしかないのかなあと。

この後少ししたら希は能登を離れて横浜へ出るそうなので、その辺りで何か変化があると信じてゆるい気持ちでもう少し様子見するつもり。

 

(5月23日追記)

藍子さんって塩田の仕事の他にも朝市の仕事をしていましたね。ここを忘れていたのは私の落ち度です。すみませんでした。

今日8週目をもってごきげんようすることにしました。ここからその理由を書き記していくのですが、ネガティブ気味な文章になってしまうのでこのドラマが大好きという方は読まないことを推奨します。(一部白文字反転で書きます)

 (反転ここから)実は桜もち週(第4週)の辺りから徐々に話の内容が頭に入らなくなっていました。どこが悪いとか言うよりも登場人物があまりにも多く、ゴチャゴチャしていてどうも頭の中で整理できていませんでした。その上でこの週の「桶作息子一家の問題って何一つ解決してないよね?そのまま再起のチャンスとかあるの?」「シタール奏者はどこで納得したの?」とか次の週の「徹ちゃんが怪しげな契約してたけどそれで終了なの?」とか、思わせぶりな提示をしておきながらよくわからないうちに終わってしまうことで地味につもったモヤモヤが自分の限界点を越えてしまいました。まだ2ヶ月だというのに自分でも心が狭すぎるとは思っています。そして、二つほどモヤモヤどころではなかったポイントがありました。

一つは第4週、紺谷課長の漆アレルギー告白の時の周りの反応。私は漆ではアレルギーは起こりませんが肌が弱く、油断してるとすぐに荒れてかぶれます。シャンプーを手にとっても荒れます。というか肌が裂けます。石鹸しか使えません。化粧品も顔が痒くなってしまいます。死にはしませんが死ぬほどつらいですよ。体質は努力ではどうにもできませんから。そんな私から見たらあの周りのクスクス笑いの画や弥太郎さんの「漆愛がない」のセリフは相当キツいものでして。そして次の日の回で希が「課長の弱点見つけた!」って嬉々としてるのがダメ押しでした。

もう一つが第7、8週の大輔によるキス。7週最後の時点では「ま、まあイケメンから勘違いでもキスされるとか萌える人はいっぱいおるやろうな…」と思ってたんですが、8週第1回でこの件が「キスくらいみんなやってるヨー」(いや双方合意の上ならな⁉)で済まされちゃって結局希が「ゴン太に舐められたとでも思って」で終わったことにしてしまい、この後希と大輔と圭太と一子の四角関係になるっぽい…?というか大輔、人のレシピノートを取り上げて外で大声で読み上げるとかああああ(黒い記憶の蓋が開く音)…と思っていたら大輔に萌えてる人が大勢見受けられるので「あ、これ私の方がお呼びでないや」と思った次第。結局、いつも通りの「ドラマに恋愛を求めないアカウント」がここに来ること自体が間違いだったという感じですねorz(反転終わり)

私にとっては合わないところが数々あったけれど、このドラマを楽しむ方々の邪魔をするつもりはありません。ただこれ以上観続けていくよりも録画消化やDVD視聴の方をやっていきたいなと思いました。中途半端なことをして、本当にごめんなさい。