毎回俊子がくどいくらいに「この男は後に天皇の料理番になるのです…」と言っているのは「今はご覧の通りのどうしようもないアホの子ですが、最後には立派になりますので全12話を長い目で見守ってあげてください」の意味だと理解し始める。マッサンも最後にウイスキーが造れるとわかっていたからこそパン祭りを笑って観ていられた立場としてはよくわかる。「改めて聞くとわし、ひどいことしてるように聞こえますね…」聞こえますねじゃないよ!ww結構ひどいことしてるよ!まあ篤蔵まだまだ子供だからなあ。今はドラクエで言うとぬののふくとひのきのぼうを装備したあたりかな。
そんな子供な篤蔵に子供ができてしまった(;゚Д゚)1話のどったんばったんか!何という命中率。(言い方がゲスい)篤蔵の俊子への愛情がなくなったわけではないことがわかってホッとしている(;´・ω・)ちゃんと妻子への責任感自体は感じているようでよかった。表現の仕方はひどいけどなw喉仏ww
もともと料理への向上心はあって、そこに妻子を養うという現実問題がのしかかって早く上に上がる必要が出てきて英国公使館にも入って知識を得て認められて野菜係に昇格(ドラクエでいうとどうのつるぎ装備くらい?)…と書くとトントン拍子の出世だけど、これ絶対来週ひっくり返されるわなあ。苦し紛れについた「兄の病気」という嘘は早速言霊となって周太郎を襲っているし。
新太郎に教えてもらったのかな?ww
- 作者: 杉森久英
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1982/12/20
- メディア: 文庫
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
明確な悪人がいないのに起こってしまう悲劇とか、主人公が無意識に周りを傷つけていることをそのままにしておかない作劇とか、いいよね…。