浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

仮面ライダークウガ EP8 「射手」(YouTube配信版)

 

10話が村木さんの人探しにトロイメライの曲が手掛かりになる話なのです。

昭和ライダーでも人はかなり理不尽に殺されていた。
  1. たまたまアジトの近くまで来て怪人を目撃する村人
  2. 怪人「ここをショッカーの秘密基地と知ってて近づいてきたのかキィヤァーーーーー!!!」(今お前がバラしとるやんけ)
  3. 怪人「秘密を知られたからには生かしておくわけにはいかん!!!」(だからお前のせいで知ったんだってば)
  4. そして泡だったり液体だったりをかけられて溶かされる村人
…何か笑っていいのかシリアスに取ったらいいのかわからない解説になってしまったが、こんな感じで殺される人たちにもそれぞれ人生があり、残されて悲しむ遺族もいるのです。しかし対策本部は今次々と襲ってくる新たな未確認生命体の対応で手一杯で、現在姿を現していない第0号の捜査は進めようがない。でも遺族、ましてまだ子供の実加ちゃんにしたら父の死を軽いもののように扱われていると感じてしまうのも無理はない。誰も悪くないのが悲しいものだ。
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五代くんは「君にもいつか何かやる時が来ると思う」と言い、確かにその時は13年後の小説版でやって来ることになった。だけどあんな形だったのが何とも痛ましかった。ヒーロー物なのに戦いを見たくないとすら思えてしまう矛盾を抱えた作品、仮面ライダークウガ
小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)

小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)

 

この頃よく思うのですが、現実が苦しいからこそ子供には笑顔で大丈夫と言ってあげる人は必要だよなと。大人が苦しいしか言わなかったら子供もまたその苦しさに飲み込まれてしまうように思えて。もちろん厳しさを伝えることも必要なのだけど。

仮面ライダークウガ(1) (ヒーローズコミックス)

仮面ライダークウガ(1) (ヒーローズコミックス)

 

ペガサスボウガンが元は一条さんの銃っていうの、すごく…いいよね…。ところで今日観たニンニンジャーに初代ライダーBlu-rayのCMが出てきましたがクウガのはまだですか…。