何かすっかりニチアサブログみたいになっていますが今期のドラマも少ないながらも観ておりました。デスノドラマは始まったころは正直そこまで期待値は高くなかったのですが、すごい確変が起こったなーという印象です。
だって初期のドルヲタ月さんから終盤の月さんを想像するなんてできないですよ…。要はこの振り幅をより大きくするための設定改変だったんだなあ。普通の善良な青年が父を助けるために神の力を使い、戸惑いながらもどんどん深みにはまって力に溺れ、ついには父を手にかけ、地獄の業火に焼かれて死んでいくというのはどこか寓話や神話のようでもあって。原作のリュークが完全に詰んだ月の名前をデスノートに書いたのは見放したのもあるけど介錯してあげる程度には優しいとも言えると思うんだけどドラマ版はそれすらもなく。確かに犯した罪からすればその罰は当然でもあるがとても哀れでもあった。(原作の月の最期は私草生やして読んでましたよ…)その表情が原作とほぼ同じというのもすごいけど受ける印象が全然違うというのはただの原作コピーにはなっていないということで、逆風もとんでもないことになっていただろうにこの「あり得た世界のデスノート」として夜神月を演じきった窪田正孝くん、見事でした。聞きしに勝る「かわいそうな目に遭うほど輝く」演技でした。デモヨサンハモウスコシカケテアゲテホシカッタネ…
ところで放送終了後にこんな発表がありましたが↓
おのれディケイドォオオオオオ!…ではなくてこのドラマ版は全く関係なく藤原竜也版の実写劇場版の続編ってことなのね。つまりドラマ版はこの発表のための話題先行のための存在でいいはずなんだけど、窪田くんがいなくてその映画はもつの?凄まじい演技力を見せつけられてお腹いっぱいなんですけど???その映画を観るかどうかは続報待ちかなー。設定とかキャストを聞いたらまた気が変わるかもしれない。
えーそれと…原作のメロファンの皆さん…生きてください…。どうしてああなったんだ…。