最初に書いておくんですけど、一条さんのモデルは滝和也(初代仮面ライダーのFBIの人)と太陽にほえろのスコッチ刑事ですよー。何だか違う話が流れていますが違いますから―。
葛山さんと言えば先日、放送された『エンジェルハート』(日テレ系日曜22:30~23:25)に槇村秀幸役で出演されました。この槇村も一条のモデルの一人という噂が、ウェブ上にはあるようですが、実際は、滝和也とスコッチ刑事がモデルです(^-^)b #怪ラジ #kuuga #冷静な対処で
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
クウガ周りはね、デマを放置したらどれだけ悲しいことになるか身に染みてわかってるの。だから見つけたら一つ一つ潰していくしかないの。
今回は葛山さんの(時に反省を挟みつつのww)誠実な話から、当時の出来事に和みつつ、現在自分の気持ちに凍りついていた部分があったことを思い知らされる回でした。
「マイクロバスにオダギリ君と二人しか乗ってなくて」「その中でずっと弁当食べてたりとか」「色んな時間があったんでホントに仲良くなって」…当時から公私共に名コンビという感じで、側で見てても微笑ましいものがありました #怪ラジ #kuuga #噂の二人
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
恐らく、ごっくんは「芸能界」の兄貴分に引き回されるような感じで夜の六本木に行きつけの店があったのかも知れません。対してオダジョーは「芝居の世界」の人だったために、そうしたスポットとは縁がなかったんじゃないかと。良き兄と弟って感じですね #怪ラジ #kuuga
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
盟友、葛山信吾でさえ思い違いをしていた「オダギリジョーのクウガ封印」。誤解を恐れずに言えば、人はそうやって自分で何かを思い込んじゃうものだと思うんです。悪意のない思い込みを責め立てるのは、いつかブーメランになるので、程々にと考えたいなぁと #怪ラジ #kuuga #バランス
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
【信吾とジョーの共通点】ハイテンションで、着飾った感じも求められることのある芸能界にあって、地の部分はナチュラルでフラット、そして控え目なところが二人の似ているところと言えるのかも知れません #怪ラジ #kuuga
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
「違う役でオダギリ君と共演とかなった時、難しいだろうなと思って…ちょっと出来ないような気がしますね」「そのまんまで出来る役だったらいいんですけどね」確かに五代と一条として、一年間積み上げたものがあるだけにね #怪ラジ #kuuga
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
1年って、長いんです。そこにはいいものを作る志と結束があって絆が生まれていきます。例えば鎧武でもドライブでもキャストスタッフ同士の結束があちこちから流れてきていますが、クウガでもそういうのは同じなんです。
それなりに横槍的なものも入りましたが(^^;それをもバネにしたりしながら、みんなでベストを尽くして頑張った『クウガ』。葛山信吾さんの一条さんらしさもまた、現場を勇気付けてくれた要素の一つだと確信しています #怪ラジ #kuuga
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
「一条のキャラソンを」ということで、作詞家の藤林聖子さんとやり取りを始めたこの曲。ところが何回キャッチボールを繰り返しても、何故かピンと来ない。「何故なんだろう?」「そうか、一条は歌を歌うような人じゃないからだ!」発注しといて、そりゃないだろって感じでした #怪ラジ #kuuga
— 高寺成紀の怪獣ラジオ (@kaiju_cfm) 2015, 10月 23
確かにそうだけど!そうだけど!wwwww
それにしても今までゲストの話をうまく引き出してきた高寺Pがフォローにてんやわんやするほどに次々と挟まれる葛山さんの反省会よ…wwwまさかの反省17回だったというww誠実(にして天然)な人柄がよくわかる(;´∀`)心に染み入る話がたくさん聞けて胸がいっぱいです。ありがとうございました!!!
さて…いよいよ来週と再来週か…(身震い)
【しんがりはオダジョー】『仮面ライダークウガ』15周年を記念してお送りしている「クウガSP」。葛山信吾さんからバトンを受け取るのは、五代雄介を演じたオダギリジョーさんです。10月30日(金)、乞うご期待! #怪ラジ #kuuga pic.twitter.com/HUHgQBEBOy
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以下長い自分語り注意。
クウガって私にとっては自分の特撮ファン「だった」時期のルサンチマンと切っては切れないところがありまして、この機会にそれを説明しておきますが楽しい話ではないので注意してください。
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特撮ファンになったきっかけというのは実兄の影響でした。特オタ界隈では女の身で特撮を観るのは男の影響だという言い分があるみたいなんですが、私の場合もそういうことなのかもしれません。ただ、自分のために文房具とお昼ご飯以外の物を買うとにらまれる子供時代で、観ても怒られないものが限定されていたところがあります。その中で観ていたのは主に男の子向けと言われる特撮やアニメ。お金が使えないので自然と自分から娯楽を求めることがなくなり、例えば女の子向けと呼ばれるものやドラマはほとんど観ない時期がありました。本当に子供のうちはそれでも問題なかったんだと思います。ただ兄が当時人気だった少女アニメにハマった時が困りました。面白いつまらないというより楽しみ方がわからなかった。それでちょっと見かけただけでそれ以降特に関わってないんですが、そうしたら「こいつはこのアニメをバカにしている」とキレるようになってしまった。…だから、クロイレキシがと言い出した人たちについてはそういう感情が生まれることはあるってわかっていました。だから実は驚きもないんです。むしろ驚きたかったです。思い込みで増幅される悪意。それが生まれてしまったら修正は難しい。だって思い込みなんだから。だけどその悪意に対してどうすればいいのかはわからず、言い出す人たちの悪意が怖くて逃げてしまった。ずっとデマを放置していたようなものです。それが15年間積もってこんな悲しいことになってしまった。
「最近の特撮は昔に比べて××で良くない」みたいなよくある言説については兄は不満に思っていました。ただ番組を観た後で感想を常に求められたり、「この○○がカッコいい」と言えば「おまえはカッコよければそれでいいのか」と返されたり。「ただ楽しむ」というのが許されない感じでした。特撮番組にはどれにも常に深いテーマがあって、ファンはそれを常に見つけ出して評価しなければならないというような。特撮番組自体は映像が圧倒的だったりアクションがカッコよかったりで楽しめるのですが周辺のところで疲れてしまうことが多かった気がしています。(あ、今は兄とはそれなりにつき合いは続いています。お互い自分の楽しみには干渉しない感じになりました)
ただクウガを観るまでは自分が疲れを感じていたことにはあまり気づいていなかったようです。しんどいなとは思ってたんですが特撮はそういうものというイメージだったから。あちこちの局で特撮番組が放送されていたいわゆる全盛期の時期には生まれておらず、自分で見たのは冬の時代からだからいい時代というもの自体のイメージができませんでした。昔に比べて今はずーーーーっと悪いままで、いつかこのジャンルは需要がなくなって消えるんだと思っていました。
それが、オダギリジョーさんのことをいろいろとわかっていくうちに「もしかして特撮ファンの間で常識とされてることはもう古いことなのでは…?」と思うようになっていきました。…そのくらい古参ファンから見てアカン存在だというのはヒヤヒヤしながら思ってたからな…。だけど不思議なことに私自身は全く嫌ではなく、むしろ「ファンはいつしか俳優さんたちにヒーローとしての振舞い方を押し付け過ぎていたんじゃ…?」と思うようになっていきました。「子供のため」って言葉は武器ですよね。自分の理想に従わない者を殴りつけるための。「子供の夢を壊す」と言うと誰もが躊躇してしまうんですよね。いやほんとあの頃って「ヒーロー番組に出ていた人は他のドラマで悪役なんかやるなー!子供が観てしまったらどうするんだー!」とか普通に正しいこととして言われていたからな…。パトロンレベルで面倒見ているわけでもないだろうに。「自分が嫌」ならまだわからなくはないけれど。
結局私は特撮ファンなのかと言われたらそうではなかったと思います。怒られないためにファンのフリをしていた臆病者というのが本当のところです。だけど、NHKのBS(当時はBS2)で初代ウルトラマンの怪獣大暴れを観てワクワクしたし、昭和ライダーで大野剣友会の流れるようなアクションは目が離せなかったし、宇宙刑事のメタリックな美しさは好きだったし、戦隊の型を守りつつも時代の流れを読み込むことを忘れないところは面白かったです。どれもこれも嫌々観てたわけではなく楽しんでいたのも本当です。そして何より、ボンクラな私はこのジャンルにずっといなかったらクウガに出会えなかったしオダギリジョーさんにも気づかなかった。それだけで無駄なんかじゃなかったって思えるからいいんです。
そんな15年の時を経てオダギリさんが何を話すのか、楽しみにしています。でも個人的には高寺Pと気の合う悪友的な駄弁りでも構わないとも思ってたりwwwとりあえず来週は「遅いぞ!五代」って言わなくては!(使命感)