このあらすじの書き方だと何か深刻な話みたいではないですかw https://t.co/Js33Pdm1bq
— 浅羽ネム (@asanem800) 2015, 11月 11
こんなこと書いてた自分の不見識を殴りたいorz
公式サイトにも書いてあるキャッチコピー「素敵な時間は、いずれ終わる」が重く押し寄せてくる回。
1話の感想でさくらやをファンタジー空間と書いたけど、この癒しの場所はそんなにきれいなものでもなく、シビアな現実はすぐ側にある。
世界は紛争、自殺、いじめなどと悲惨さに包まれていて
太郎ちゃんは経営だけでは成り立たないので深夜バイトをして
三枝くんは脚本家の卵と言ってるけどどうも孵化する気配がなさそうだし
剛くんは営業の仕事からドロップアウトして
礼子さんはシングルマザーなので彼女に何かあれば春馬くんと共倒れになるわけで
そして島さんの銭湯は壁を隔てた女湯に誰も来ないほどだった。
言葉をかけようもないほど落ち込んでる人に対してこのドラマの登場人物は気の利いた励ましはできず、ただ静かに寄りそう。その世界観は優しくて同時に厳しい。そんなシビアな現実を抱えながらも彼らはそれに立ち向かうわけではなく自分の場所を守るために生きていく。何か状況は全然違うんだけど「本当は綺麗事がいいんだもん」のセリフが頭に響いてくる。(配信クウガでもうすぐ来るなあの回)
それでもこの不器用な人たちが最後には小さくても何かいい感じの幸せを手に入れているといいなあと思うのだよ。