浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ねこかわいい!仮面ライダーゴースト!

ゴースト最終回ということで、今回はジュウオウジャーの感想はお休みでゴーストや、今ライダーについて何となくぼんやりと思っていることを書き連ねていくエントリです。

ゴーストなあ…途中でたこ焼きとか横道逸れまくった割に眼魔帝国とかグレートアイ周りの本筋の処理の仕方が高速すぎるだろ夏休みの宿題じゃないんだからとかグレートアイのセキュリティシステムとして造ったガンマイザーが暴走して対応しようにも後手後手すぎたとか自分でも効果がどうなるかわからない眼魂を渡してたとか仙人いくらなんでもひどすぎねえ?何いつも通りにふざけてんの?それなりに自分が悪い自覚はあるプロフェッサー戦極や憎まれ倒される敵としての存在な蛮野の方がまだマシだよ?というかゴーストの物語自体が大人たちの不始末の責任を子供たちが取る形になっていて(大人たちが申し訳なさそうだったり子供たちが嫌々だったりしてるならともかくその辺りが無限の可能性で済まされるって)どうなんとかフレイとフレイヤって結局何者なの?本編と違う外伝的扱いの話を観ないとわからないキャラは時々いるけど観ても何者かわからないって新しすぎるなオイとか途中で進行に何かあったのを修正かけようとしてこうなっちゃったのかなーとかずっとモヤモヤが止まらなかったんだけど、

ユルセン(ねこ)がかわいかったので全てを許した。

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ユルセンのあの生意気な物言いってこんな感じだったのだなかわいい(*´ω`*)いい感じにふてぶてしい表情だし御成にシャーッと威嚇するし確かにユルセンの本体だわー。…眼魔世界って赤い空の下をグンダリが飛び交ってるようなところだけどねこみたいな人間界と同じ生き物もいるもんなnねこかわいい!!! 

真の最終回こと50話エグゼイドコラボ回は戦いのその後を描きつつ、次への引継ぎも行い、謎の少年は謎のまま終わる…あっこれ冬映画に続くやつだな⁉おのれディケイドォオオオ!!!アで始まる名前なのでアラン様の未来の息子説が有力のようです。ところで仙人は詫びるわけでもなくなぜしれっと新住職に収まってるの。(#^ω^)ピキピキ

ゴーストは不思議な番組だったなー。正直言って作りとしては途中から「しっかりとはしなくなってしまった」印象で、批判されるのは無理もないわなあと思うしそこについては何も反論する気もないんだけど、例えばアマゾンズと比較されてsageられてるのを見かけると「何だとこんにゃろう!」という気持ちにはよくなってた。眼魔世界周りのスケールのでかい話になると「え?え?今のどういうこと?」って思考が止まってしまうんだけど大天空寺周りとかアラン様のたこ焼き珍騒動とかの身の回りの他愛もないシーンのところはすごく愉快で、何だか孫の運動会を目を細めて見ているおばあちゃんみたいな気持ちになっていた。これが…孫み⁉

その一方で販促・イベント・映画など1年のストーリーの中でやることが多くなり過ぎたのかなともよく思っていて、これでストーリーの筋を通すのもなかなか厳しくなってきてるのかな。クウガをようつべ版、Blu-rayと再視聴してみると「えっこんなに販促少なかったの⁉当時は多いと思ってたけどなあ」ってなったもの。商売としてやらなきゃならないことだというのもわかるけど、あまり現場の負担にならないようなスケジュールをお願いしたいところでございます。でもスタッフ・キャストが不自然なフェードアウトをしなかったことを思うと16年の積み重ねたノウハウの凄みも感じると同時にあのシリーズとかあのシリーズの時にはいったい何があったんだろうと思っゲフンゲフン

いろいろと変に思うところも多く作品としての出来が良かったのかというと正直首を傾げてしまうのですが、それでも日曜朝の番組として穏やかに観られて楽しかったです。1年間お疲れさまでした。

www.ghost-rebirth.com

「カノンちゃんに彼氏ができたと誤解して妹に手を出す奴はこの世から消す!!!とゲキコウかます珍騒動」だと思ったらそうじゃないらしい。ちぇー(・3・)

名前を出したのでアマゾンズの話もしておく。オリジナル版未視聴・BS朝日版で視聴。平成ライダーも間もなく20周年を迎えようという時期で、初期を楽しんできた人が現在のシリーズを物足りないと感じるのもわかるわなあってなるし、そういう人たちのための受け皿としての路線があるのはいいと思う。かと言って今のニチアサ枠でそれができるのかというと、「やれるのならもうやってるんじゃないですかね?」と思う。なのでニチアサで子供向けのわかりやすいヒーロー路線を継続する一方でハード・難解な路線の枠があるのは大人と子供で別々の販路を作れるしどんどん押し進めていくべきだと思う。

spice.eplus.jp

制作発表のこの発言は…つまりそういうことだとは…思う…それをアマゾンズに「刺さる」人たちに届く言葉にしたのだと…思う…好評だったようだし効果は抜群だったみたいなのでそれは何より。ただ、これは結果的にゴーストを叩いていいというお墨付きを与えてしまったんじゃないだろうかな。主にストーリー構成の部分で批判されるのは仕方ないけどその都度ゴーストsageアマゾンズageが目につきすぎて逆にアマゾンズへの印象が悪くなってしまったのよ。それとこの発表の頃に放送されていたゴーストは春映画仮面ライダー1号公開直前で、レジェンドライダー魂動画6本配信だったり本編ではマコト兄ちゃんが乗っ取られたりタンクトップになってたりして妙に出番が少なくて撮影たいへんそうだなあと思ってた時期。「そっちの都合で若い子たちを駆り出しておいてその言い方は何なんだ」と思いましたよ…。そんな気分が影響したのか、アマゾンズ本編は「今のニチアサ枠ではできないハードなことばかりだし伸ばしていくべき路線だけど私自身の心にはどうも刺さらなかった」という感想でした。これは私が特撮を出戻りしているので「まだ平成2期に飽きていない」って点も大きいかなと。

Armour Zone

Armour Zone

主題歌はすごくカッコよかったです。

こんなのを作るくらいには。

朝ドラがBSで旧作の再放送と新作の放送をやってるみたいにライダーも好みに合わせた棲み分けが進むといいなあ。