浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンギンガ

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主題歌これじゃないな…⁉(これはウルトラマン列伝の方の主題歌なんだろうか)

ウルトラマンギンガの歌

ウルトラマンギンガの歌

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というわけで主題歌のiTunesも貼る。

ニュージェネの元祖ギンガをAmazonプライムで観ましたよ。えー、ギンガについてはTwitterのTLから時々「あの頃はお金がなかった」って話は見てました。ただ放送期間こそ半年になったものの、Xもオーブもジードも結構大丈夫そうな画面になっていたのでいやいや言うてもそんな心配するようなもんじゃないでしょー?とは思ってたんです…が…ええ…まさか舞台がほぼ全て小学校の中から出ないとは想定外で…うん…。そんなにたくさん観ていたというわけではないのですが円谷の作品特にウルトラシリーズは異常なまでに力の入った職人仕事ってイメージが強かったので驚いてしまったというか、それでも裏山に生えてる森や小屋や車の作り込みとか見てると「本当はもっとできる子なのにいろいろな事情があって実力を発揮できないでいる」って状態なのはわかったので観ていてすごくもどかしい思いがありました。内容は5人の高校2年生が中心となるジュブナイルもので、夢にまつわる思いや挫折、対比として夢破れた大人たちの心の闇も描かれているのだけど、全11話(なお前半6話まで7~8月、後半は11~12月に分割されてるかなり変則的な構成)だとどうしてもドラマの積み上げとしては不足してしまう…。やりたいことに対して尺も予算も足りてないのがどうにも惜しいと思うところはありました。

ただ男の子も女の子も何の隔てもなく怪獣ごっこウルトラマンごっこができるように誘導しているのが現代の子供番組として誠実な作りだったと思いました。ウルトラマンタロウにあったエピソードで女の子に化けた宇宙人の正体を見破るきっかけになったのが「女の子がフランス人形ではなく怪獣の人形を欲しがるのは変だから」ってのがあったんですよね。「時代は進んでいるんですよ」(by惑星侵略連合に入り込んだ闇の人)いやー女子高生の声で話すウルトラマンさんってなかなかおもしろい映像だったww

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石破ラブラブ天驚拳!!!(違)

いい歳になってしまうとヒカルくんたち5人の友情とか悩みは何もかもが眩しくて時に心が痛くなったりもしましたが、ちょっとグリッドマンを思い出したりもしました。

まっすぐな主人公、両思いなヒロイン、そのヒロインに片思いしていてよくサポートしてくれる少年、闇を抱えた天才少年とキャラクターの構成が近いんですよね。千草にあたるキャラだけがグリッドマンにはいなかったかな。

惜しいとは言いながらも、例えばXでの盛大な都市破壊のシーン、オーブが本編だけでなく外伝を作れたこと、ジードの変態的としか形容しようがない作り込みまくったミニチュアワークも始まりはこの小学校周辺で回したドラマだったことは忘れないようにしていきたいと思いました。続いていくことで可能性は大きく広がっていくし、でも繋いでいくためにはお金がすごく必要なんだ…!ギンガSではいろいろなことが変わっていくみたいですね?