浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

リバースエッジ大川端探偵社8話

 アリスの棘、復讐心に囚われた西門さんは哀しくも美しかった。ここから1時間ちょっと後の大川端探偵社乗れるかなあ、さすがに今回は話に入っていきにくいかもしれないなあ…
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すみません村木さんは別腹でした。それはそれとして西門さんは美しいです。惜しむらくは、せっかくメグミちゃんがみんなの期待に応えて胸をはだけさせてくれてるのにどうしてっ…!はだける胸は伊集院の専売特許なのか!チラリズムにはみんなの夢が詰まっています。
 今回の依頼は昔助けてくれたスケバン探し…というか前から思ってたけどこのドラマ昔憧れてた女性を探してくれ的な依頼が多いですな。(一人男の娘がいたけど)今回のスケバン麗子の場合、男たちの勘違いや妄想からどんどん尾ひれがついて虚像が作られていった感じで、誰も本当の彼女を知らなかった。思うに本当に強いんじゃなくてその虚像が影響して不良たちが勝手に腰が引けたんじゃないかな。だけどその虚像が梶原さんを救い、成長させたのも本当なわけで。
 梶原さん自身は麗子に恋してたわけではなく女神のように思ってたというのは何かわかるというか、昔いたジャンルで作品のテーマを真剣に評さなければならないとか、お笑い的なものは許しがたいとか、某スポンサーは作品に介入する敵だとかいう価値観が自分の周りにあって、好きなもののはずなのに息苦しさも感じていたんだけどとある作品の主演俳優が自分の作品、というよりもそのジャンルそのものを大絶賛するでもなく斜に構えるわけでもなく自分の言葉で時に笑いも交えて話す様子を見て「もしかしてもうちょっと楽に楽しんでいいのか…?」と思えるようになったからなあ…。その人のことはいつも天使とか妖精とか呼んでるしな。
 スケバン麗子の現在の姿が明らかになっても梶原さんはガッカリしてないし、麗子さん親子は当時の制服まで出して合わせてくれる。演出がどちらも笑い物にしてないんだよね。(何かドラマ、バラエティに限らずこういう昔のあの人を探そうみたいなのって現在の姿を覗き見したり笑い物にしたりする悪趣味がどこかにあるからなあ)おとぎ話のその後の姿を映しているのかもしれない。
 ところで次回はどうも声だけしか知らない女性を探す依頼のようですが予告だけ見る分にはこの依頼人に愛せる要素が見つからなくてなかなか戸惑ってる。(痛すぎる声オタをネットでたくさん見過ぎたからそう思うのかもしれぬ)だけど本編では案外チャーミングだったりするのがこのドラマだよね。ところでひるむ村木さんかわいいね。