浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

S-最後の警官-2話初見&再視聴

 2話以降は初見と再視聴両方の感想を載せます。まずは初見から↓

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Q:何で2話からなの?
A:もともとこの時間はHDD消化とかDVDに当てるつもりだったんや…オダギリ出る言われたら動く選択肢しかなかったのや…。
というわけで設定は公式HPで何とか把握、一夜漬けですらない状態で観ましたわー。設定わからないまでも観られる感じね。というかこれ90年代くらいの特撮ヒーロー物的だね。銃や装備のおもちゃのCMが流れないのが不思議なくらい。そんな感じなので偶然にも私はこういう「こまけえことはいいんだよ!」なドラマのあしらい方はそれなりにわかるから苦痛はないな。面白いと思えるかまではまだ何とも。
いやー、つい本編より予告の方がテンションが上がってしまったのですわー。いいね!Mいいね!ヒャッハー!(どんだけ黒オダギリ待ってたんや)ここだけでも楽しめそうな自信があるわー。…話が突然ブレたりしなければな…。まあ映画まで続くということなので長い目で観ていきますわ。

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これで絵も付けられてるのかな。本来リバースエッジに備えてぷらいべったーなり絵の描き方なりを模索していたのにまさか前倒しになるとは思わなかったわ…。

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  なぜぷらいべったーをやめたかと言ったら読む側もTwitter認証を強いられると気づいたから。(遅い)

   本放送で観たのはこの回から。そして開始10分以内で「レスキューヒーローシリーズみたいなもの」だと理解。だいたいわかった。ここがニチヨルの世界か。

※レスキューヒーローシリーズとは、テレ朝日曜朝の枠がまだニチアサと呼ばれてなかった頃、8時台で放送されていた特撮ヒーロー番組のこと。特警ウインスペクター(90〜91年)、特救指令ソルブレイン(91〜92年)、特捜エクシードラフト(92〜93年)の3作品。事件解決と災害対応を使命とする警察組織の話で、特撮物だけど怪人を倒したりはしません。というか怪人が出ません。登場するのは人間の犯罪者たち。Sは特に「人の命と心を救う」というテーマを掲げていたソルブレインが一番近いかな。何で長々と説明をしたんだろうか私。しかもこの説明は正しいんだろうか。

   たぶん日曜劇場のメインターゲット視聴者は30〜40代男性じゃないかなと他のこの枠のドラマの傾向から考えているんだけど、そうなると昔の特撮風の話を持ってくるのは狙いとしては間違ってないのかもしれない。ただなあ…レスキューヒーローって当時の社会的事情(いわゆる「M事件」でアニメ・特撮番組が現在の比ではないレベルで槍玉に上げられたこと)から生まれたもので、一號の理念は今の情勢に噛み合わないのではないかと。今回の犯人がまたどこにも救いようがなくてどうしても「こいつ救ってどうするよー、ほら人質怯えてるやーん、早く助けてやってえなー」って思うわけで。そもそも今回爆弾のスイッチが押されずに済んだのは仲間たちが駆けつけてくれたからよね…?

   何回観ても一號にモヤモヤしてしまうのは何なんだろう。少年漫画の主人公としてはあの性格は定番なんだけどなあ。思いつくところとしては、言うことはヒーローだけどそこまでのスーパーな能力があるわけでもなく、しかもあの綺麗事のせいで危うい事態を引き起こしかねないからかな。勝手な行動をもっと厳しく怒られたならまた違う印象なのかもしれない。まあ…要するに彼は選ばれた「撒き餌」ですからね…。その意味ではちょっとだけ同情したくはなる。

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  こんな感じで霧山先生と会話してたのかな。「ヒーローになりたい男ですか、もうすぐなれますね。悲劇のヒーローに」とか言ったりして。

  このドラマは特撮であり少年漫画で、要は本来私向きのジャンルのはずで、それなのにハマりきれないのは本当にどうしてなんだろう。

 

S-最後の警官- ディレクターズカット版 Blu-ray BOX

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