【見るまでの経緯】
- 近所のイオン映画館でポスターを見て「何かよくわからんが白いなあ」と思う。(白さはどうでもいい)この時点では特に興味を持っていない。
- その後Twitterで「この映画は感動映画のように宣伝してるけど本当はアメコミヒーローだ」と知り、少し興味を持つ。
- しかしだんだん「本当はヒーロー物なのに嘘ついてる日本の宣伝はクソ!ムキー!」の声が大きくなってたじろぐ。
- 公開。評判はいいらしい。そして感動物としてもヒーロー物としても間違っていないらしいと把握。でも「本当はヒーロー物なのに日本の宣伝は(ry」の声が大きくて徐々に気分が萎える。
- そしてこの時期はあの妖怪アニメが大盛況。年末年始の間は人がいっぱいいそうなので避けて様子見をすることに。
- MOVIE大戦フルスロットルの興行成績は現在どんなことに…( ;∀;)
- 年末、ONE PIECEがジェンダー論で叩かれる。
- その後も次々とジェンダー論の論争が続く。
- 「それに比べてベイマックスはポリティカルコレクトネスに配慮していて政治的に正しくてうんたらかんたら」の文言が大量に続く。
- そして「ベイマックスはすごい!日本のクリエイティブはもうおしまいだ!」という終末論。
- 観る意欲がかなり減退。
現実を忘れたくてフィクションに浸かり、現実にいるときにはフィクションを持ち込まないように生きてきた人生だったが、現実の方が追いかけてくる。
でも楽しいところもあるらしいからどうにか2D吹替えで観ました。所詮は意識の低い、ジョセイヲセイテキショウヒスル漫画を読む人間の感想ですので大した感想ではありません。要約すると「感動するcoolなヒーロー物」だと思いました。
The Art of ベイマックス(ジ・アート・オブ ベイマックス)
- 作者: ジェシカ・ジュリアス,ジョン・ラセター(はじめに),高木了,ドン・ホール,クリス・ウィリアムス,倉下貴弘(studio Lizz),河野敦子
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2015/01/25
- メディア: 大型本
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終始思ったのが「ベイマックスの融通の利かなさかわいいなw」でした。ロボだからプログラミングされたことしかできないし、案外ヒロの言うことを聞かないしw、そして本来ケアロボットだから誰の命も奪えない。でもデータを書き換えたら殺傷もできてしまう(´Д⊂ヽ自分であまり意識したことはなかったけど人工知能萌えなところがあるのかな私は。キカイダー好きです。でもリブートは観てない(戦極ハカイダーで爆笑してつい満足してしまい)そして最後は人間の命を守るために散ってゆくんですよ!ベタな!でもこれが感動せずにいられましょうか。…感動物で何も間違ってないじゃないか!(おこ)
ベイマックス|映画|ディズニー|Disney.jp |(予告編あり)
宣伝のことですが、私はこの予告編を観たことがありませんでした。大河(たったの2年だったけど)や朝ドラを観て以来何となくNHKを観ることが多くなり、CMを見かけることがなくなったので。朝のワイドショーもほぼ観なくなったので、これがどんな宣伝をしていたのか全く知りません。映画本編を観てから今初めて予告を観たんですが、何一つ嘘ついてないよね?むしろ何故これが嘘と思われたのかわからない。
映画『ベイマックス』原作コミックとの違いまとめ メンバーは全員日本人 - NAVER まとめ
ああ、原作はこんな感じなのか。確かに映画はかなり違うけどそれ文句を言う先は日本の宣伝じゃなくて米国のネズミ社(婉曲表現)だよね?まあ最初に「これは実は…」と言われなかったら興味を持たなかったと思うのでそこには感謝。ただやっぱり非難の声が大きくなりすぎたのはちょっと。
ポリティカル何とかについては、誉められてた点が女性キャラが肌も出さずにサポート役でもなく活躍してたあたりみたいだけど、え、日本のスーパー戦隊でもそのくらいは普通にやってる…。(だいたい男3人、女2人+男の追加戦士だよね?)ベイマックスだけが特に突出しているというわけじゃないのでは。
日本のクリエイティブどうこうについては終わりとかじゃなくて、「ちくしょうメリケンの奴ら日本のやり方を研究し尽くしてやがる!負けちゃいられねえぜ!」と発奮する方が楽しいと思いますよ。まあ一つだけ羨むとしたらこれはベイマックスに限ったことじゃないんだけど、外国の映画って見せる画が広いんですよね…日本の映画の画って2時間のテレビドラマを映画館にかけているように見えることが多くてですね…DVD視聴も狙っているから撮り方もそうなっちゃうのかなあと思ったり。
なんかダラダラと書いちゃってますが、感想を見る時ってネタバレは論外として、「あんな駄作と違ってこんなに素晴らしい」や「教育的でためになる」や「政治的に配慮していて素晴らしいから皆さんもご覧なさい」よりも「ズガーン!ってババババ!ドキューン!でたっのしーーーー!(∩´∀`)∩」とか「あのキャラが超かわいい萌える!(*´ω`*)」とかの方が読みたいなあ。少なくとも「楽しめる」ってことは伝わるから。※個人の見解です
映画館の中ではベイマックスがボケるたびにちびっ子たちがドッカンドッカン笑ってたのでネズミ社が一番売り込みたい層にはちゃんと届いてるのではないかなーと思っています。
ところで同時上映の愛犬とごちそう、あれってイイハナシナノカナー?わんこが食べてるのミートボールどころじゃなかったよほぼ全編にわたって人間の食べ物をバクバク食べてたよ?ポリテク何とかを誉める人にはあれはどう見えてるのか知りたい。凄く知りたい。
関係ないことですが、今後ONE PIECEで何か書きたいことがあったらTwitterとこのブログではなくはてなハイクに書こうかなと考えています。いつ書くとも全くわかりませんが。