浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

仮面ライダークウガ コミカライズ版 2巻+α

ニュースでまた山陰が笑いものにされていたのでご存知の方も多いと思いますが10月、松江市セブンイレブンがオープンしました。

来月の3巻はセブンで買いたいなあ…。

今回は4本収録(9話まで)なので3巻収録分の心配はなさそうかな。

雑誌で読んでるとすごく展開が遅く感じてしまうのでこれはコミックスでまとめ読みした方がいいのかなー。ただ私がなぜずっとこのコミカライズ版が遅いと思ってたかというとトライチェイサーがなかなか出てこなかったからだと最新号で気づいた。連載1年かけてやっと仮面ライダーとなったということのようです。

本編については「まあこれはこれで何とかいけるかな…アクションかっこいいし…(私これを読む時はコマのどこかにマゼンダ色のカメラを持った人がいる脳内設定をつけてるし)」と思いかけたところでオリジナルキャラの一条刑事の妹と謎の男テツヤが登場してこんな時どんな顔していいかわからないの。3巻収録分のところを先に書いてしまうけどどうもこのテツヤのせいで妹はPTSDになって心を閉ざしてしまい、一条刑事はそれでテツヤを憎んでいるらしい。あっこれそのうち妹そっちのけで五代一条テツヤの三角関係になるいつもの敏樹先生展開ですわ。それにしても警察内部の陰謀があるかもしれないと言われるとどうしても今の私には「俺は…本当の真実を知りたいだけだ…!」のセリフが聞こえてしまうよww
「劇場版MOZU」オフィシャルガイドブック

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今回巻末に白倉Pのインタビューが載っていて、コミカライズ版制作の過程が語られています。確かに連載が発表された時に「クウガ⁉︎何で今さら?」の声は多かったし2015年にわざわざやる以上は同じことをやっても意味がないですね。だからオリジナル展開もクウガとアギトの世界を融合させるらしいことも嫌とは思わないです。それはそれとして私はオリジナルの五代くんはすごく面白いキャラだと思っていますしいろいろ背負いこんだ人だと思っていますよ(一一)オダギリジョーさんの面白さ込みでそう思ってることは否定しない)まあ、オダギリさんの言うことでブチ切れる人も多いわけでこういうのは同じようにブチ切れたらいかんな、うん。

去年の連載開始の頃、朝ドラのマッサンでは会社をクビになったマッサンが再就職できるかどうかっていう展開をやっていた。

その時再就職先として最有力の鴨居商店ではウィッキーというウイスキーに炭酸を混ぜて飲みやすくした酒を売ろうと考えていて、一方大麦とピートから作った混ぜ物一切なしの本物のウイスキーしか作りたくないと主張するマッサンはあがあな物は偽物じゃと近寄ろうとしなくなり、しかし他に雇ってくれる所も見つからず…って話を観ながら、クウガのオリジナルとコミカライズってこのウイスキーとウィッキーみたいだなあと思っていた。鴨居の大将がなぜウィッキーを作ったのかというと、この当時ウイスキーは日本人に全く馴染みのない未知の飲み物でそんなのをいきなり売り出しても手に取ってもらえないからまずは飲みやすいウイスキーのイミテーションで試してもらおうと考えたため。

一方ここ一年のクウガ周りのことを思い出すと
  1. コミカライズ版連載開始でいろいろとザワザワする
  2. 春映画(3号)ではクウガはほぼモブ扱いなので特に何かの言及なし
  3. 徐々にコミカライズ版が「これはこれで」と受け入れられ始める
  4. アギトとはどういうことか(ドライブっぽいサブタイ)
  5. 一方怪ラジではクウガ15周年スペシャルをやることに
  6. トリを飾る「あの方」とは誰か(ドライブっぽいサブタイ)
  7. BD-BOX発売決定!\ウワアアアアアア/
  8. 怪ラジのトリはオダギリさん!\キャアアアアアア/
白倉Pの思惑まではわからんが、最初にこの祭りに火をつけたのってコミカライズ版だな…。結果的にウイスキー(BD-BOX)を売るためのウィッキーになっているところがある。何だかお客さんをここまで十分にあっためて財布のひもを緩めさせる作戦だったような気も。そう考えるとコミカライズ版を見る目も優しくなれる。でもオリジナルの五代くんは面白い人だと思いますよ?(譲らない)
 
仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

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仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 2 [Blu-ray]

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仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 3<完> [Blu-ray]

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さてこの前の怪ラジでオダギリさんが「脚本次第で、面白ければやる」とすごく嬉しいことを言ってくれた件についてちょっと自分だけの見解を書いておきます。これ自体はオダギリさんの中でちゃんとクウガも五代くんもご自身の中に息づいていることがわかって感激しました。脚本次第というのはこの方どこの現場でもそうなので。ところで現状ライダーのOBが関わる企画の代表格は私たちが春映画と呼ぶアレですよね。きゃ、脚本…。何かアレは制作スケジュールがカツカツすぎると聞くしそんな状況で一応物語としての体裁は整えてくれる米村先生を責める気にはなれんしそんな無茶仕事を受けてくれるの米村先生しかいないのではって気がしてるし…でも平成対昭和を観て「オダギリさんにはここに来てほしくねえなあ…」と思ったことは本当だよ。何だあのオチ。(わろたけど)でも春映画に出てくれるオリキャスの方々はいつでも全力で讃えるつもりだよ。ただああいう話にするのなら現行ライダー以外全員ガワの方がいいじゃないとも思うよ。
そういうわけでオダギリさんのあの言葉についてはお気持ちだけ大切にとっておくことにして、カノンみたいに高寺Pが手掛ける何らかの特撮作品に出る方を希望します。今度はメインキャラで。
大魔神カノン DVD通常版 第12巻

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この当時は特撮から完全に離れてるので後から情報を知り、最終回だけをテレビせとうち(遅れ放送だった)で観たものの、レンタルショップには置いてないのでどうしたらいいのかわからんのだ。