エグゼイド仕様でこの終盤の辺りをやるとしたらまずオープニングで殿の部分をシレッと姫に差し替えるくらいはやりそうだなと思った。安定の信頼感。(信頼感?)
封印の文字のことがあるからさんざん殿のことをおのれ志葉の当主ぅぅぅ!!!とブチ切れてたドウコクさんがこの事態が発覚したら姫の方ばかり気にして殿の方は完全スルーしてたのが地味にエグかった。その一方十蔵は当主でも影でもどっちでもいいという意味では志葉丈瑠自身を見ているとは言える。迷惑なストーカーだけど。もともと侍じゃない幼馴染の源ちゃんと通じる部分もあるので何となく関わるエピソードが多かったのはそういうことなのね。
十蔵はどこかでちゃんと描いておきたかったけどなかなかタイミングがつかめず結局最終巻になってしまったよ。使命を終えて空っぽになってしまい、ただ斬り合うだけになってしまった殿を引き戻したのは1年かけて積み上げてきた絆。たとえ嘘からできた関係であってもそこに嘘はなく…ってこと私前回感想でもう言っちゃってるじゃんよ!うっかりフライングしてしまったよ!一方十蔵も薄皮太夫も人の絆を断ち切って外道に堕ちた身であるゆえ、ああいう結末になるのは道理。だけど悲惨すぎる感じでもなく、どちらも納得して散ったのは良かったです。ドウコクさん、推しのサインを貰ってがんばるドルヲタみたいだなと思ったのは私だけでいい。
何か当主問題が斜め上に解決した。年下のお母さんか…
???「真理はなあ、俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!!!」
???「ポッピーは消去させない…彼女は私が生み出した…命だ!!!」
殿と彼らは何が違ったのか…(ノ∀`)
姫は姫で当主の重い使命を背負ってる人で良かったなあ。(それゆえに家臣と源ちゃんの感情がよりややこしいことになった気はする)でも変な方向に思い切りが良すぎるよ!w17歳未婚ですよ⁉︎まあ戦隊の靖子にゃんは何だかんだで最後にageてくれるくらいには優しさがあるから!(ライダー枠では人でなしみたいな言い方はやめるんだ)
ずっとこの現代において自分の命を預けたり、時に捨てることも辞さない侍ってどうなんだろと思ってきたけど、人の情とはまるで別の価値観を持った外道に立ち向かうためにはそうしなければならないというのもまた真実ではあるのかな。それはそれとして志葉家の育成システムは今後見直していこうぜ!報連相は大切に!ニチアサにおける揉め事の原因はほとんどそれだぞ⁉
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本筋が終わり、最後はVシネマ*1になるけど正直ライダースピンオフと違ってやり残したことある?靖子にゃんが地獄みがヌルかったと思ってるならそれはまあ仕方ないかなと思うけど*2…と思いながら予告編を観て「何やこれ」と思っているところだ。