浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

新選組! 第九回「すべてはこの手紙」

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指導方針は統一しようぜ!

武士らしく生きようとしてもまた百姓の出自によって阻まれてしまう。日本どころかそこを飛び越えた世界を見つめている人もいる一方で武士は身分の違いとか小さいことを言っている。でも試衛館の若者たちはいまだにその武士の輪の中にすら入り込めないまま。家族ともども穏かに暮らしたいつねさんとしては勇に遠くに行ってほしくないわけだけど、武士として生きて御公儀の役に立ちたいと願う夫を見ると強く止められないわけですよ、本当に止めたかったらあの手紙を破いて捨てれば良かったんだから。彼女にはどうにもできないまま戸棚にしまっておくくらいしかできなかった。いい奥さんなんだよねー…再放送が実現してたら「勇を鴨川へ投げ込めコール」は起こっていたんだろうかww

ところでこの浪士組のお誘い、解説が山南さんだし2017年の今見ると「牢人衆じゃないか!!!」って思っちゃうね。その後の運命も似たようなものだね…ウウッ そして平助の「太閤秀吉も元は百姓じゃないですか」ってフォローには「せ、せやな…(震え声)」ってなるし…うん…。

この当時自分の家にはパソコンがなく、よくネカフェで感想巡りをしていました。ただ、史実に詳しくないのでわからないところを調べようとするとどうしてもドラマdisを見つけてしまっていました。有名な漫画家先生からのdisもありましたなー。私は個々の作品については好きなものはあっても大河ドラマという枠はどうしても愛せないと思っていて、きっとその感情はこの時に初めて生まれたのだと思います。直虎が気に入らないとある研究者の方が賛同者を得るためのアンケートを何回もやってると知ってそんなことを思い出しました。*1自分が知っている事象や思い入れの強い旧作を新作を殴るための武器にしちゃいけねえ。

*1:「面白い」「面白くない」「打ち切るべき」みたいな選択肢を設けて毎回「面白い」がトップになってる模様ww