浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー

衝撃の平成最終章!なお来年の冬映画の時期でもまだ平成は終わりません!なので次は平成ニュージェネレーションズになったり…他社ァ!!!

asanem800.hatenablog.com

坂本監督の演出で超絶アクションを披露する紘汰さんは観たかったなあ

今年は坂本監督の方がジーッとしててもドーにもなりませんでした。劇場版ウルトラマンジード繋ぐぜ!願い‼︎は3月10日公開!観てください!なお山陰での公開は1ヶ月遅れになるようです!

この映画については感想をどんな立場で書いてるのか最初に説明しないといけないと思われるので書いておくと、現時点での私の視聴経歴は

といったところです。試写会で観た方々が一斉に「オーズは観ておけ」と言い出して正直かなり焦ったのですが、ちゃんとビルド中心の映画になっていたので観てなくてもこの映画は楽しめます。大丈夫です!

 

さて、こんな不完全な立ち位置の私がこの映画を観ようと思った理由は主に2点です。

①あの通り魔は誰だったのかわかるはずだから

上堀内佳寿也監督の晴れ舞台だったので

エグゼイド夏映画&44話に登場した通り魔ビルドとビルド本編で見る戦兎くん自身の姿がどうも繋がらない気はしていた。ただ記憶がなくアイデンティティがあやふやな彼はヒーローを演じているところがあり、どこまで信頼していいのかわからないのも事実だった。

┌○┐ハハ
│無│゜ω゜ )
│実│//
└○┘(⌒)
  し ⌒

結論から言うと通り魔の件において彼は無実と確定!14話までのところで「桐生戦兎=仮面ライダービルド」とはマスターが美空にボトル浄化を継続させるために仕立て上げた存在というのが明らかになっており、この映画を踏まえて15話で桐生戦兎とは何者なのかがわかるようです。というかこの映画においてもかなり重要な立ち回りをしていて「戦兎くんと同じように甘い卵焼きが好きな」葛城巧とは何なんでしょうかねぇー…。

堀内監督の担当回でみんながあの回か!ってわかるのはエグゼイド32話(クロノス初登場回)かな。あの時の「この敵には勝てそうにない感」は凄まじかった。私は演出のことにはあまり詳しくないんだけど記憶に残るインパクトが強く美しい画を撮る監督って印象を持ってる。今作でもすごく遠い場所から撮ったりとか長回しの救急医療とかあえての頭上から撮ってたりとか爆炎を横切る6台のバイクとかハッとする構図が多かった。そして特に理由もなく燃える青い車wwwまあお祭り映画なんだから車くらい燃やさないとねえ?(暴論)

映画の本筋は先輩たちの戦う姿を通して万丈龍我(アホの子)が仮面ライダーの使命を知る内容です。万丈はもともとビルド本編からして視聴者の目線に立っているキャラだし、今ちょうど仮面ライダークローズになったばかりだし、こういう新米くんの立場にはうってつけなのだ。

まあ万丈、これからもアホの子のままで戦兎くんと漫才やったり彼が闇堕ちしそうになった時には引き上げたりするいい相棒になるんじゃないかなー…公式が「よーし!去年みたいにクリスマスでみんなをびっくりさせちゃうぞ☆」とか考えてたりしなければ(ガクブル)

客演についてはこのトンチキな私にすらわかるほどオーズ推しがすごかったですねえ。そりゃ試写会で観た人がオーズだけは観ておけって言い出すわ。どうもオーズ本筋は映司とアンクのストーリーだったらしいこと、理由までは知らないが消えたアンクを映司がずっと探し続けているらしいことまではわかり、万丈がクローズになった頃に私「あの子には変身せずにアイテム渡してくれる系の相棒でいてほしかったのになー(´・ω・`)」と言ってたけどおそらくアンクはその手のキャラのレジェンドで、後に続くタイプはそう簡単に出てこれそうにないなと思いました。何より問題なのはその辺の諸々がMOVIE大戦CORE・ノブナガの欲望では全く感じられなかったことです。きっとオーズを観た人と観てない人とではこの映画に思うことが全然違うだろうしそれを確かめるためにオーズを観てみたくなる作り。…というか客演作品って本来そういうのだよな???現在私は「本編は」ちゃんと面白いのね?って気持ちとただ今すぐは無理だよ先にオーブEXPOとオリサガ2周目を観たいんだからって気持ちがありますね。(ただ観るとしたら冬・春の映画はパスすると思う。一方で夏映画はあまりにも興味を惹かれすぎるww)

ちゃんと盛大なお祭り映画として成立させ、でも先輩を必要以上に推しすぎず現行ヒーローの作品であり、という誠実な映画で良かったです。…いつもこうだったら安心してライダーに身を委ねられるのにとも思いながら。

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不満があるとしたら神と神の対決がなかったことですかねえwww(神と僧の対峙はありました)

ところでこの映画は松江東宝で観たんだけどアマゾンズの予告がついておらず、あれは公開規模や取り扱いがいわゆる春映画とは違うかもしれません。そもそもR15指定は間違いないだろうからファミリー層の集客が望めないし…と思ってたら春映画自体がなくなる⁉やった!…いやあれは整合性がどうとかよりもお祭りを謳う割にたいして盛大な感じもなくただただダラダラしてるってのがどうにも不満で、さらにあれが本編のスケジュールを圧迫してるのが何かなあって思っていたもので。その分他のことに注力できればいいんじゃないかな。