※最初に書いておきますが当方今年の大河は観ておりません。
前半、松原の「心中」。斬った男の妻を気にかけてしまう彼の優しさ。しかし事実だけを見たら女の窮状に漬け込んで囲い込んでると取られかねない行為。それは法度の士道不覚悟に触れてしまう…ってまあ…もともと芹沢一派排除のためにつけられた理屈がどんどん自分たちを追い詰めてるというな…。トシは全部背負い込み鬼であることを受け入れ、勇は全部わかっててトシの作った神輿に乗っている。
…本来ここには女に斬りかかる斎藤を止める松原の絵を載せるつもりでしたがずっとギャグ絵を描いてたらシリアス絵の描き方がわからなくなってしまってました…いかん…。
後半、サブタイトルの薩長同盟。熱い理想とは全然違う、互いの利害のすり合わせ。なのでお互い腹の底を見せないままの同盟ですよ!「政治」だなー!他の幕末ドラマでの薩長同盟がどう描かれてるかはよく知らないけど八重の桜では後ろ姿のみの登場だったな龍馬さん。何を見せたいかによって同じ事実でも描き方は大きく変わってくるらしい。
香取慎吾主演 大河ドラマ 新選組! 完全版 第弐集 DVD-BOX 全6枚【NHKスクエア限定商品】
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- 発売日: 2014
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
まあつまり…新選組がどれだけ内部を締め付けていこうとも破局はもうすぐ側まで来てるってことですが…それとは別に「捨助をぞんざいに扱うのは死亡フラグ」ってことになってるような。座敷わらしか!