武士になると誓い、御公儀のために生きてきたその男の死に方は斬首。武士としてではなく罪人としての死。新しい時代に移り変わるための生贄のように。その沙汰に納得できないまま苦い顔をする者、何とかして助け出そうとする者、あんなにやりたい放題だったからこうなって当然だと言う者、袂を分かちはしたもののよく知らない奴が彼を悪く言うのは許せない者、死に向かう彼に餞の言葉を送る者、それは皆近藤勇が歩んできた彼自身の姿を映し出す鏡のようであり。悲劇的に死んだと言うよりはたくさん間違えながらも精一杯生き切った彼に送る言葉は「近藤勇、よく戦いました」の他にないと思う。
この後「あの人を」死なせたと自分を責め続け、半ば死に場所を探すような戦いをしてきたトシが生き抜くための戦に目覚めるのが続編「新選組‼︎土方歳三最期の一日」
↑2014年にBSで再放送された時の感想です。
なお当ブログ的には斎藤がこの後どうなったかってことについては八重の桜を観てくださいってなりますね。
やえさくに襄先生は必要ですよ?新旧斎藤一の意気投合シーンもあるんだよ?ところで昔の絵を今まじまじと見て酷さのあまり顔を覆っている。
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本編の感想はここで終わりですが特典映像についても何か書くつもりです。あと想定の倍くらい時間がかかったことや歴オタでも何でもないのに長々と書いてきたことについての一人反省会もやりたい_:(´ཀ`」 ∠):