講談社キャラクター文庫初のウルトラということはこれが一定数売れたら他のウルトラシリーズ、例えば大きな構想は存在してるが全てを映像化するのは厳しそうなやつを媒体化する道を開ける可能性もあるということでは…⁉︎などとゲスいことを考えたアカウントですこんにちは。
1999年、何でも願いを叶えてくれる赤い玉を拾った勉少年(9歳)。「我夢に会いたい」と願った彼はテレビドラマ「ウルトラマンガイア」の主人公高山我夢を呼び出してしまった。そして赤い玉を奪い取った浩少年は自分が作った怪獣に街を壊せと命令する…今思うと浩くん、後の新条アカネちゃんですね⁉︎この小説版はそれから20年後、29歳になった勉くんの物語。
ところで本編のようつべ配信はXIG各チームの紹介をする1クール目が終了してアグル・藤宮博也を描く2クール目に入りましたが当時の私が突然筋トレしながら通信してくるような人を正統派美形ライバルと思っていたことにびっくりしてます(ノ∀`)彼の存在があるからニュージェネのヴィランたちはあのようにいろいろと濃い人たちと思ってたのに藤宮もなかなか大概だぞ⁉︎ww

小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア 超時空のアドベンチャー (講談社キャラクター文庫)
- 作者: 長谷川圭一,円谷プロダクション
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/12/02
- メディア: 文庫
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小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア 超時空のアドベンチャー 限定版 (講談社キャラクター文庫)
- 作者: 長谷川圭一,円谷プロダクション
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/12/02
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あれから20年、少年たちは皆心に夢の灯火を抱えたまま大人になったけど、シビアな現実に押し潰されそうにもなっていた。そして再び現れた赤い玉によって彼らはそれぞれの過ちに気づき、打ちのめされていく。それでも諦めずに自分のできることをギリギリまで頑張ってギリギリまで踏ん張ってどうにもならない時に現れる最後の希望、それがウルトラマン。20年前はティガとダイナだけが助けに来たけど今回は勉くんの機転によりGUTSとスーパーGUTSも参戦する大空中戦になってるぞ!
ところで事前情報からは全くわからなかったこととして、この小説版は「オリキャス」に触れています。ええまああの、ちょうど他社作品においてのオリキャスにまつわる案件についてかなり疲れていた私としてはぶん殴られた気分でしたが、いい話になって安心しました。吉岡毅志さん、初めの辺りでは勉くんにあるショックを与える役割くらいかと思ってたら以後もどんどん関わっていき最終的に超絶大活躍なんですよ。
特撮に関わった全ての人が、願いを装った呪いを浴びることなく穏やかにいられますようにと願います。それこそ昭和の時代から何件か「この人は呪われてしまったのではないか」という事態を聞いてきてしまった者として。
(※これは有料配信)
…と真面目に思ったところでHE-LOWでの吉岡さんとこの脱力映画を撮った高野八誠監督を思い出して真顔になるのがこの小説版のオチです!*1