13話は総集編とはいえ落ち込むハルキに気持ちを吐き出させるセラピーだったり隊長の目的がほんの少し見えたりと重要な局面もある中、もしかしたらグルジオライデンがツルちゃんのような人間の女性だったのかもしれない可能性をサラッと入れてくるのは何なの。
尻から出てきたメダルなんだよなあ…。今後ハルキがメダルを取り出すたびに「大丈夫?ちゃんと洗った⁉︎」と心配しそうです。
明けて14話、カブラギが呼び出したブルトンのせいであっちこっちがてんやわんやできりきり舞いなカオス回だと予告では思っておりました…が。
亡き父との邂逅。救助に対するその信念を聞けたことでようやく振り切れた。「手の届く範囲で助ける、助けられなかった者、傷つけた者のことは忘れない」というのは“正解”というわけではなく、あくまでも一つの答えにすぎない。でもこの言葉を聞けないまま父を失ったハルキには聞けたことが重要なわけです。
この父子のドラマにブルトンの特色を生かしていくのが上手かったなあ。ブルトン自身は気ままにぷるぷるしてただけなのが良い。こういうの、縦軸がしっかりしてるからできるのだろうな。ドラマというものは視聴者の反応を見ながらライブ感重視でやっていくものも、最初に決めた方針を何があっても貫き通すものもあってそれには長所も短所もあるのだろうけどどっちにしろやりたいことの軸があるタイプが好きです。それを貫くには一筋縄ではいかない事情もあるのだろうけど。
吹原脚本で父子のドラマというと光のお父さんがあるかな。原作ブログの紹介をTwitterで見かけたことがあって流れでドラマ版を観ておりました。堅物で何を考えてるかわからない父に対してちょっとした計画を立てた息子がオンラインのFFプレイを通して父の心や人との関わりを知っていく話。劇場版の方は観られてないんだよな。
さていよいよ生首剣の登場が近づいてきたようで、何かもうこれをどうやってドラマに組み込むのかすごく楽しみになってきてるww
ギャラファイにもちょっと触れておきますかね。私はどの作品においてもレジェンド客演についてはオリキャスにはあまりこだわりはなくて別に二代目とか代役とかでも登場キャラクターが生き生きとしていればそれでいいと思っております。その上でギャラファイについては内山まもる先生史観的なものの映像化だと考えていてそういう楽しみを持っています。