浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇 第六話「美ってものは、見方次第なんだよ」

もっと綺麗になりたいとぼやくマミ隊員がTAROMANに連れて来られたのは惑星ゲルダ。そこで暮らす奇獣“みつめあう愛”たちもまた同じように綺麗になりたいとぼやいていた。地球人のマミ隊員から見ればみんな同じ顔にしか見えないというのに。そう、綺麗かどうかなんていうのは所詮時代や環境において移り変わる不安定なものに過ぎない。そんなものよりも自分の内から湧き上がる思い、衝動を追求すべきなのだ。

それはそれとして自分の顔を変だと笑う宇宙人には容赦なく攻撃するTAROMAN。他人の容姿を笑うなど許されないことなのだ。

Q:宇宙空間に生身の人間を連れ出して大丈夫なんですか?

A:去年NHK BSで放送されてたウルトラセブンでも宇宙空間に生身で放り出された隊員たちが普通に無事だったのを観ましたし、昔の特撮はその辺は割とゆるかったのではないでしょうか。

ずっと狂気だ狂気だと言ってたら今回は普通にいい話で、これもまた同じことを繰り返したくないTAROMANらしさなのかもしれない。