浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

鎌倉殿の13人〜侍女は見た! 骨肉の権力闘争!頂点に立つ者だけが見た孤独〜

宿老がすごい勢いで減っていき、とうとう5人です。タイトル詐欺とかいうレベルじゃないし最終回では誰もいなくなるまであり得る。

義時は兄宗時が言い遺した「坂東武者の世を作り北条がその頂点に立つ」という言葉の実現のためにここまで奔走してきてついにその野望は叶ったのだが、その割に本人はあまり嬉しそうでもないし、家族や鎌倉殿の信頼も失っているし、何より宗時が望んでいたのはこんな身内同士で殺し合う地獄だったのだろうか…?

いっそ本当に権力欲で狂ってしまった方が楽なのだが、義時は未だに正気を失っていない。鎌倉を守る障害となる者を討つ策を練りながらもその者が息絶えると誰にも見られないようにして一人涙を流す。そしてまた別の者の恨みを買い、北条の周りは敵ばかり。そしてまた身内を殺していく。それは…血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ…(突然何だ)最終的にみんなの希望となるらしい泰時が一部で鹿目まどかに喩えられてるけど義時は暁美ほむらですかね…(突然何なんだ)

ところでナレーターがまさかの「侍女・長澤まさみ」とはびっくりじゃったよ。確かに不穏大好ききりちゃんがこんな不穏な鎌倉を見逃すはずがねえわ。

なぜこんな「ちょっとだけよ❤︎あんたも好きねえ❤︎」みたいな表紙に…???

チョットだけョ! 全員集合

チョットだけョ! 全員集合