浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

起動戦士ガンダム水星の魔女もしくは魁!!アスティカシア高等専門学園

ガンダムって重くて難解ってイメージが強かったんですよ。水星の場合今のところやってるのは恋のガンダムファイトだし、オドオド主人公が徐々に仲間を得ていくのは鉄板の流れだし、個性的なキャラの集まりがとても楽しいです。

まあ何かこんな印象になってますけど。だいたい4話というかチュチュパイセンのせい。

プロローグは不穏だったけど少なくとも年内はこんな感じで楽しく観られそうかなー…

…うわああああエランくーん!

思えばたのしいスクールライフに見えてこの世界観はかなり不穏だ。宇宙居住者スペーシアンが地球居住者アーシアンを差別し、デモをモビルスーツで制圧している。市民ナンバーを得たい下層民は改造され上層民の身代わりに危険な人体実験を受けることも厭わないし上層民はそんな下層民を簡単に切り捨てる。パイロットの身体に悪影響を及ぼしてまでなぜガンダムを使う必要があるのか?そもそもこの生徒たちは卒業後モビルスーツと関わって何をするのか?何かとの戦争なのか?

プロローグのヴァナディース機関襲撃事件が21年前となるとこの時4歳の誕生日を迎えたエリクトは現在25歳のはずだがスレッタは17歳でエリクトとは別の存在ということになる。そしてこれまでの劇中での感じを見るにスレッタは父のことを母プロスペラからの伝言でしか知らない様子…4歳だったらもう少し記憶があるよなあ…?あとエリクトはわんぱくな子でオドオドスレッタとは本当に同一人物なのか?という疑問はあった。そして5話で示唆されたスレッタにきょうだいがいる可能性。

そして6話におけるエアリアルの中にいるらしき幼女のような何か…あの仮面おかん、エリクトをどこへやった…?????えっもしかしてエリクトはスレッタの姉で今はエアリアルに吸収されている…?ただ気になるのは小説ゆりかごの星でのエアリアルの一人称は「僕」なんですよ。

まあ何にしろ、ガンダムが人間の身体を犠牲にするのを善しとする兵器ならそりゃあ呪いのモビルスーツと呼ばれても仕方ないしダブスタクソ親父デリングの主張は正しかった…?でも自分の主張に反する勢力を武力で殲滅したり娘をトロフィーにするのはナシだろとはなる。いったいこの世界は何が正しいんだ…どう考えてもスレッタ始め子供たちがボロボロになりながら自分たちの正義を貫くことになるやんけ…。

「まだ間に合う!」って普通はここまで観てない人や途中見逃してた人も追いつけるって意味だけど「ここからますます鬱展開!引き返すなら今のうちだぞ!」の意味だったりしない???しかしスレッタかわいいしもう引き返せないなぁ〜。ところで途中で総集編が入ることで心配されてるみたいなんですが1月からガンダム列伝をやることも含めてニュージェネウルトラマンだぁ〜と思ってしまい私としては何か愉快になっちゃってます。