浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

au FG LIFETIME BLUES 第41回

視力がかなり悪い上に緑内障持ちの当方としては最初の投稿者の子供の話はかなり驚きを持つものでして。

突然全盲になり、落ち込む母親(投稿者)をよそに当の本人は点字をゲームでもやってるかのようにスイスイと学んでいき、外出するにも最初は隣で歩く投稿者のかすかな衣擦れの音を頼りにしていたのが自ら白杖を手に一人で歩いていくようになる。中途失明だからもともとは見えていたのが見えなくなったということでそれなのにそんなに切り替えることができるものなのか、文章の感じではまるで見えなくなった未知の世界を楽しんでるかのようじゃないか。緑内障がわかってからは自分がもし本当に見えなくなったらどうなるかって想像することが多くなったけどきっとこの子のようにはなれないわ…。でも見えない世界と一生付き合うってことはそのくらいのバイタリティがあった方がいいよなあ。