浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

機動戦士ガンダムサンダーボルトTVエディションを宇宙世紀全くわからない者が観た。

2人が目を合わせていないようにも見えるし、体の向きは反対だけど見てる方向は同じのようだし、座り込むスレッタをミオリネが庇っているようだし、いろいろな想像を掻き立てるビジュアル。

ガンダム列伝(ガンダム列伝ではない)第2弾はサンダーボルト。ミノフスキー粒子とかサイド4とかはよくわからないのだけど、連邦の撃墜王イオと義足で戦うジオン兵ダリルとの戦いの話で割と背景情報を知らなくても観られましたね。内容は日曜夕方にやっていいとは思えないほど地獄でしたけど。

年端も行かない少年兵を前線に出して次々と死なせていく連邦。両脚と左腕を失った兵士を新型兵器に“接続”させるために残った右腕をも切断させるジオン。あまりにも狂った状況を誰もがおかしいと思っているのに流れを止めることはできない。オシャレなBGMでカッコいいバトルもあるのに一番思うことは「戦争って絶対嫌だな…」でしたよ。ある意味では今観ておくべき作品ではある。

f:id:asanem800:20230226200853j:imageサイコザクな、あれ水星の魔女でいうところのGUND-ARMだな?というかGUND-ARMが軍事転用されたとしたら失ってもいない手足をもぎ取ることになりかねないということか。

いやサンダーボルトを追体験したくはねえな。

続いてはナラティブ。キービジュアルがおもしろ組体操だったことだけは知ってます。テロリストが出てくるハサウェイ、義手義足を兵器にするサンダーボルトと、このガンダム列伝はもしかしてスレッタとミオリネの運命がよくない方向に進んだらこうなるってことを示唆してるのでは?って気がしてきたけど次はどんな可能性を見せてくるんだろう。