幹部メンバーにとっては京に来る前からの仲間の死、若手隊士にとっては厳しくも温かく導いてくれた先生の死。山南切腹の余波は新選組を大きく揺るがしていた。
そんな中丘十郎に龍馬から渡された洋書。当然彼には読めないが、それは挿絵だけでも日本の外には広い世界があることを教えてくれるはずで、斬り合いとは別の道を切り開くことになるのかははたして。
そして大作は友を守り仲間を斬った。それは長州への裏切りを意味するため無事では済まないことを知りながら。一方新之丞はどうやら南無之介のために新選組脱退を決意したようなのだがこっちがどうなるかは次週待ち。
「ここじゃなくない?」と言われそうではあるけど山南敬助という大きな存在の死に対してむりやり明るく振る舞ってたのが組!で真っ直ぐに落ち込んでたのが君ゆきということで実は表裏一体なんじゃないだろうか。
丘十郎が龍馬から洋書を貰ったくだりは原作にもあって、そうなると最終的な着地点は同じなのかもしれない。…ただ2024年に観るにあたって「言うほどアメリカって自由の国だろうか…」とは思うのでその辺のすり合わせってあるかな。