Q1:宝太郎の目標は?
A1:人間とケミーの共存
Q2:ケミーは人間の悪意とガッチャンコしてマルガム化させる以上それは無茶では?
A2:石を投げれば野生の悪人に当たるようなこの世界の治安もどうかと思いますが
Q3:というか5つのケミーを使いこなし(?)ながらもマルガムにならないスターシャイン星野は何?????
A3:何なんだあいつ…
実はガッチャード世界随一の聖人だったかもしれないスターシャイン星野のことはともかく、正直グリオンとの決着よりもケミーと人間との関係をどうしていくのかの方が気になっていたのであります。
地球を増やしてケミーを移住させるとは予想外。そしてこっちの地球で人間が住めるのかはこれから確認していくことになるのだ…。とはいえライダーにおいて地球が増えるのはままあることなのでそこを予想できなかったこちらの落ち度かもしれない。門矢士も桐生戦兎もそうだそうだと言ってます。
約半年間の視聴*1でずっと思っていたのは「ライダーなのにこんな真っ直ぐに素直でいいのか」でした。何かこう…ライダーって…常に逆張り逆張りでやってきた印象が強いというか…ただ、挑戦者の立場でそういうことやるのは頼もしい限りではあるけどクウガから数えてもう24年、毎週日曜朝にはXのトレンドを席巻する「盤石な人気番組」になるとその姿勢が鼻につくように感じていた。逆張りをやり過ぎて新味を感じなくなっていたように思う。そういう状態だとガッチャードの素直な作風は一周回って攻めているように思えた。ライダーって次から次へと新展開があって良く言えば目が離せない、悪く言えば目まぐるしくて疲れるんだけどガッチャードの場合冥国側がどうするか、宝太郎たちがどう立ち向かうかというよりはアオハルな仲間たちの関係性を楽しく観ておりました。*2
ただこういう所感自体が私の心は今も本来的にはライダーに向いていない証明だろうとは思っていて、いつかまた気が向いたら立ち寄れるといいかなと思っております。その時には東映の労働問題がクリーンになっていますように。