平日朝イチで行ったので貸し切り状態で観ました。「ニチアサやウルトラの映画には今さら躊躇もなく入れるけどプリキュアの映画に大人1人で入るのは大丈夫なんだろうか…」とビクビクしていたので貸し切りでよかったε-(´∀`; )なおいつもは入場者プレゼントやパンフの写真をここに貼りますがフレンドリングは小さなおともだち専用でもちろん貰えず、大きなおともだちにもくれるクリアカードは連休のうちに爆速でハケたらしくて貰えず、パンフも売り切れてたので何も貼れません。ええんや…人が入ったんならそれでええんや…。なお私まほプリとひろプリは未視聴なのでそこの辺りはあまり語れないです。
ゲームで楽しく遊んでいたはずがなぜか閉じ込められてしまったみんなたち、離れ離れになった仲間を助けて元の世界に戻るためにがんばるぞ!みたいな流れは定番です。そしてゲーム内のルールを守って進んでいくので傍目には楽しくてかわいい。捕まったいろはちゃんとまゆちゃんの飼い主組を助けるためなのでこれまでちゃんと組んだことのなかったこむぎちゃんとユキちゃんペット組の共闘がふんだんに観られて楽しいぞい。ある意味ここの流れのためにツンツンしていたユキちゃんが徐々に丸くそしてポンコツになっていったようなもんだ。
公開初日に公表されたのでもう遠慮なく書くけど大福ちゃんについて。彼と悟くんもペットと飼い主の組み合わせなのできっと追加戦士だなと思っていたんだけど「思った以上に登場が遅かったな?」「ていうか劇場版限定なのかい!?」ということをまず思いましたです。大福ちゃん、本編7話の時点で下ぶくれの愛らしい顔に似合わず案外ワイルドな性格というのはわかっていたけど想定以上にイケボであり、何なら女児の皆さんの初恋泥棒になれるポテンシャルすら感じる。あれはもう大福ちゃんじゃなくて大福兄さんです。なあ本当に劇場版限定なのかい?これだけなのもったいなくない?
基本的には楽しくかわいく進行していくけどそこは「優しさ」を常に追求してきたわんぷりなので人間と動物の絆を余す所なく描いています。大好きなともだちと「一生、変わることなく」一緒にいるのか。それとも「時に変化しながら」共に生きるのか。それは動物と人間が共にいる上では避けて通れないことであり、そしてほとんどの場合動物の方が先にいなくなる。それでもこむぎちゃんはいろはちゃんと、ユキちゃんはまゆちゃんと、共に生きることを選ぶのだ。だって大好きなともだちだから。ものすごいベタなんだけどそれを捻らず真っ直ぐにやっているのを見て泣けてしまうのは私も相当歳をとったかいろいろ疲れてるのかどっちなんでしょうね。とてもピュアな愛の映画でした。