放送は1967年、ウルトラセブンの同期。これまで観たことはありません。なお今川泰宏監督のOVA版も観たことないです。あんなにGガン好きと言うといて!とは自分でも思いますが。
もともとジャイアントロボが悪の組織BF団のロボットで、最初に命令した者の言うことしか聞かない機能のため大作少年にしか動かせないってことは初めて知った。これ現代感覚で観ると南十郎隊員とんでもないポカやらかしてない?大人がついていながら何してんの?って思いはしたけど、昔の子供番組のやり方は当然現代とは違うものなのでそこは飲み込んでいきたい。
似てるな?
ここからは4話まで観た時点での雑感。
- 行動力があり利発な大作少年と少々抜けてる大人の南隊員ってバディ感あって現代でもブラッシュアップすれば映えると思うんですがいかがでしょう。
- BF団のあり様がものすごくナチスすぎてコメントしづれえ…まあそれ言うたらショッカーだってそうなんだけど。
- ジャイアントロボVS怪獣の巨大戦とユニコーン機関VS BF団の地上戦が同時進行されていて、これってつまり戦隊の源流よな?
- 90年代頃までしょっちゅう流用されていたフィルムの原典がバンバン出てきて驚きと共に「そんなんでいいのか東映…」という思いも湧き上がる。
- 特撮にものすごく力が入ってるし、いわゆる怪獣らしい怪獣だけでなく“物体”としか形容できない敵もいたりして当時の怪獣ブームの中で何か変わったことやってやろうという気概を感じる気がする。
- その一方で同期のウルトラセブンのレベルがかなり凄まじいのだなとも理解する。
子供の頃何回も放送されてた懐かしのテレビ番組特番で最終回のところはバンバン流されてたのでオチだけは知ってるんですが、まあ気長に付き合っていこうと思います。もしかすると私は現代のXの特撮アルファがはしゃいでバズってみたいなノリとは違う場所にいたいのかもしれません。