3年やってきたライフタイムブルースも最後のオンエアとなりました。心なしかナビの声がいつもより高めな気がする。短めの話が4本続いて最後の話は1976年、岡山県生まれで東京に暮らす彼の真実(ほんとう)の物語。
どういうわけか私はこの投稿者が母一人子一人で少年時代を過ごした事情を知っていたのだけど(すっとぼけ)、会ったこともなかった“その人物”の足跡が発覚し、“思わぬサプライズ”もありつつちょっと面倒な手続きやら複雑な感情が生まれたという話。ライフタイムブルースらしく波立ちと穏やかさが漂っておりました。
実は割と早めに「もしかしてこの番組は心地良い声と心地良い音楽を聴くものであってこんなに集中して内容を記したり絵を描いたりするやり方は違うんじゃ…?」と気づいていたもののやり切った、私やり切ったよ!聴くのはだいたい夜で、心地良い声と心地良い音楽が流れるので時に聴きながら寝オチすることもあったけど、ゆったりまったりと「誰にでもあり、しかし特別な話」を聴けて良い番組でした。NHKのフロンティアとかドキュメンタリー番組とかでナビやナレーションの仕事が続いてるオダギリジョーさんですがこういうのは継続してってほしいですね。朝ドラや大河ドラマのナレーションとかどうだい?