- シュウジが消える
- マチュが地球に飛び、新たな真実を知る
- マチュとニャアンの一騎討ちとなる
だいたい想定してた通りなんだけどずっと知らない人たちが知らない話をしててその話を知ってる人たちだけが盛り上がってる感じだった。こちら、ファースト未視聴でございます!
ララァのことはまあ何となく聞いたことはある…かな。シャアの恋人でニュータイプってことくらい。その彼女がシャアが死なない世界を求めた結果のひとつがこのGQuuuuuuX世界ってこと?海から上がったシャロンの薔薇に乗っているのは平行同位体のララァ?この辺でちょっとわけがわからなくなってて、なぜキシリア様はイオマグヌッソで地球を攻撃しようとしてるのか?ゼクノヴァで消えたと思われてたシャアが普通に生存していてプリキュア変身??その辺の話にマチュが絡んでるかっていうと…うーん薄味。
こちらもニチアサだったりウルトラだったりで過去シリーズのキャラやエピソードが絡んでくるシチュエーションにはそれなりに覚えはありますよ。でもそれらは話を回してるのはいつでも現行最新作の主人公だから該当作品未視聴でも困りはしなかった。基本的に3歳児が観て面白がれる作りだからな!*1あんなにナイフみたいに尖っては触るもの皆傷つけていたマチュが衝突も描かれないままヒゲマンとかコモりんとかそこそこ懐いてるの変だよ!!!明らかに制作側が主人公たちよりファーストのキャラを動かす方を楽しんじゃってるじゃないよ!!!
いやまあ、「カラーってずっとそういうとこじゃん?」と言われたらそれはそうです。かわいい絵柄に惹かれて観たこっちが悪い…いや悪いか???テレビ番組って“一見さん”を引き込む性質があり、ましてオタクっていつも「新規を大事にしろ」って言うじゃん???こんなクライマックスで置いてきぼりにされて制作側が「話のわかるオタク」とだけ肩組んではしゃいでるの普通に気分悪いが???
私なあ、苦労知らずのお嬢様マチュと難民ニャアンの対立とか、戦争に魂を引きずられて我が子を置いてってしまうシイコさんとか、娼館にいて「ご飯を食べられて綺麗な服も着れる」と言う少女たちとか、ずっと「戦争と女性たち」を描いてるアニメだと思ってたんすよ。そもそも真面目に観る方がバカだったってことだな?あと1話で終わるし最終回は観るけどあと30分弱でこの悪印象が覆ることってあるかなあ…。
結局のところこのアニメで一番好きだったのはエンディング(かわいい)だなあ。なのに終盤に進むと観れなくなってついにはTMに乗っ取られて…かなしい。
【6月25日追記】
最終回まで観て、結局ここに書いた印象は変わりませんでした。宇宙世紀って思ってた以上に一見さんお断りだとわかったので今後は避ける対象となることでしょう。自分がウルトラとかニチアサとかでこんな振る舞いをしていないか気をつけなくては。
*1:まあニチアサの春映画ではすごく困ったこともありましたが…。