みんなが「石川が安藤を殺した」ことに気づいているが誰もそのことを口にせず、光にいる者は彼を引き上げようとして、闇にいる者は堕ちきらない場所に留めようとする。誰かが真実を口にした途端に崩れ去る危ういバランス。石川は闇に堕ちたまま、正義を貫き生き続ける。それはまるで頭に残ったままの銃弾の暴発を待つかのように。BORDERはこの正義と悪のビリビリする拮抗が良いですね。
ところで動揺していた石川を正義に引き戻した事件…何か妙な方向のタイムリーさだったよ。CRISISでも某国のミサイル発射とかあったけどこの時代を先取り過ぎるの何なんですか。
衝動の方は前編は観たけど後編の録画予約を忘れてしまった_(:3 」∠)_