浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第24話「第3波接近襲来」

脚本:小柳啓伍

監督:田口清隆

タガヌラーくんたちの決死の攻撃により年内での攻撃は食い止められたがついにサード・ウェイブの侵略が始まってしまった!

十分な準備も整わない中での宇宙決戦、生きて帰れる保証のない任務。それでもゲント隊長は全員無事に帰還せよと命じ、部下は応じる。しかし敵の強さの前にはなすすべもない。身体に限界を感じながらも皆のため地球のため全ての命のために無理を押して最後の手段に出た隊長だったが…。

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“相棒”はその「命懸け」を認めなかった。

ブレーザーくんは言葉を喋らず獣のような唸り声を上げ、とても荒々しい戦い方をする。飛び回り、吠え、何を考えているのかを伝えてこないので見る人によっては気味悪くも見えることだろう。その姿は何だかとても哀しく切ないと思うこともあるが本人はそれを気にしてる風でもなく、常に命を守り、倒す命には祈りを捧げ、命を捨てるような戦い方をする相棒を止める。そして自らも命懸けの戦いをしてしまう。でも思うんですよ、君だって大切にされるべき命やろがいと。

ヒーロー番組を観てる人たちがいつも何を求めているのかはよくわかりません。カッコいいアクションなのか、派手な演出なのか、それとも力強さなのか。その辺りも大事は大事だとは思いますが、私はそれらは全て「優しさ」「ピュアさ」があること前提であってほしいかなとは考えます。それらがないとヒーローと敵役の違いがわからなくなってしまうので。その点で考えるとブレーザーくんはぱっと見わかりにくいけど良い子だなあと思っております。


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えっここから繋がれる大団円があるんですか!?いやわかんねえ…。

でもメインライター的に考えて突然現れたスーパーロボットが何もかも解決するかもしれんしなあ。(さすがにそれはねえよ!)