浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

au FG LIFETIME BLUES 第55回

3番目の話は目が見えなくなった人。彼の周りから去っていった人もいたのだがラジオを手にしてから新たなつながりを得てそれまでとは全く違う世界を切り開いていく。しかし本人の文体はとても淡々としていて、この人は「目が見えないのにすごい」ではなく「もともと何があっても適応できていくすごい人がたまたま目が見えなくなった」のではないか?という気がした。そして彼自身は「目が見えないのにすごい」と言われることは何だか照れ臭いそうで、むしろ友人の「いやお前見えてるだろ、絶対見えてるって」の言葉の方が嬉しいらしい。

見えていない投稿者には友人の表情がわからない。わかるのは「絶対見えてるってww」的な口調だけだ。この「ww」に当たる読み方が良かったですねえ。それに比べて私のこの草生やした書き方は何だ!!!バカにしてるみたいに見えていかんわ!!!

この番組はラジオで「画」がないので感想を書く時には挿絵のような形にしたくて絵を描いてきたけどこの頃「絵に起こしにくい内容」が増えてきたように思い、なかなかの苦労がございます。