【前回のあらすじ】 2001年に第4号の活躍により全滅したと思われていた未確認生命体の生き残り(天使種怪人)に襲われた五代雄介…いや天使を捕まえようとして咬まれた太郎ちゃんと三枝くんはなぜか天使の声を出せるようになってしまった。次の回に続くこのエピソードの着地点はどこなのか⁉︎
…という始め方にしようと先週のうちに決めていたので書いたけど…これは…これは…(´;ω;`)というわけで前回同様畳みます。感想はこの配信をご覧になってから読んでください。
うちのネコが訴えられました!?(1)<うちのネコが訴えられました!?> (カドカワデジタルコミックス)
- 作者: 若林健次
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/10/20
- メディア: Kindle版
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調子に乗って天使の声で歌う2人かわいい。でもバカだ!こいつらバカだ!大好き!(ぇ)しかし今回楽しそうなのはこの2人だけで、他のみんなは現実の重さに襲われている。見つからない仕事、先の見えない未来。しかも島さんと剛くんが仕事探しを始めたのは三枝くんが脚本家目指して走り出したことに触発されたからなのに当の本人は「うたうた♪うたうた♪」ってなあ(;´Д`A そしてこの時点では2人の首筋には咬まれた痕が残ったまま。
ちょうど親にいい人いないのかとせっつかれたところで夜に太郎ちゃんに呼び出されてドギマギしながら来たらこれを聴かされる礼子さんの心中察するに余りある_| ̄|○(コンピューターおばあちゃん自体は名曲ですよ!)この時2人の首筋には咬まれた痕はなく、もう天使の声は出なくなっていた。
そこに残されたのはリアルな痛みだけだった。
太郎ちゃんと三枝くんが最後に見た生きている剛くんは「友達が困ってる時に何もしないなんて!」って怒って出て行ってしまうところ。この時は誰もこれが今生の別れになるとは思うわけがない。
人は何の前触れもなくても、何も悪いことをしていなくてもその生命が失われることはあって、残された方はもうごめんねもありがとうも言えない。そこには深い悲しみが残るだけ。
今回は笑いから急転直下で悲しみに突き落とされた衝撃が強いので動揺するばかり。次回もつらい展開みたいだなあ…。