浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

新選組! 第十九回 「通夜の日に」

このドラマにおける左之助は本当に良いんだよ…良いんだよぉ…(´;ω;`)

葬儀とは故人の人柄だけでなく集まる人々の様々な人間模様が交錯する場でもあり、基本的には事を荒立ててはいけないという前提があるので静かに激しいドラマが進行する。勇は心からの恩返しのつもり、トシは恩と顔を売り込むための取り仕切り、5両渡した香典が3両に減るミステリィ、穢れを知らない総司に世の中の汚いものを見せつけようとする芹沢とお梅(ちょっと闇の腐女子の発想だなと思ってしまったのは私だけでいい)、亡くなった命を送る場で因縁をつけに来る場を弁えない久坂、照英が泣きながら道に迷ってる画像をください!などいろいろあるけど私的には何よりも、

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横顔の美しさ。(美しく描けたとは言っていない)

この回の抗争は要はヤクザもんとのチャンバラだけど、斎藤が腰のものを置いて素手で戦うもんだから放送当時「時代劇のチャンバラ」じゃなくて「仮面ライダーと戦闘員の戦い」に見えてしまってですね…なんでかねえ???(何の意味もなくしらばっくれる)まあクウガの戦闘シーンでこういう大乱闘あり得ないんですがね。戦闘員が存在しないので。でもこれ「望んでない戦いに出向いて拳を振るっている状況」だと思うと目から水が(´;ω;`)ブワッ

女好きで有名なトシですら見抜けなかった「八木秀次郎」の正体を既に見抜いていた芹沢鴨は決してただの乱暴者ではないのだけど、もはや行き場を見失ってさまよっている。そこでやはり行き場のない女と出会ってしまったら後は2人で堕ちていくだけ。