浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンデッカー〜分割4クールという考え方〜

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そしてハルキも間違えていた。ムラホシ隊長、鎌倉時代だったら疑われた時点で死亡確定だったから現代設定で命拾いしたよね。

カナタが子孫のデッカーに頼まれたのはアガムスを倒すことではなく救うこと。地球を恨み滅ぼそうとする相手を救うことは難題だが「ケンゴさんはやってのけたんだよなあ」と悩んでいる。まあ一応言っておくけどケンゴとカルミラの場合まず半年かけて光の暖かさを教えてそこから10年の歳月が経ったという前提があるのでカナタはそこ悩むところじゃないからな???

11月はシンウル配信開始の影響なのか新作ソフビ発売がそっちに集中していてデッカー関係の新商品はこれ↓だけ。

今月は18・19話のトリガー2度目の客演回が特にだけどこの2つの作品における世界観の繋がりが色濃い感じになってたかな。メツオロチ回の裏で起こっていた事件に端を発するリュウモンの志だったり、悩む若いカナタを見守る先輩ケンゴだったり。あと前のトリガー客演回の時には少々唐突に見えたカルミラ復活&救済はこの先カナタがアガムスを救えるか否かというのに繋がっていくための導線なんだなあとわかってスッキリ。

この辺観てて思っていたことがあって、まずZの時に「こんなに面白いのに話数がニチアサの半分なのは悲しい」という思いからTwitterウルトラマンZ全50話という集団幻覚タグが発生したことがありましたね。でも今、本当に1年ぶっ通しでやることを望めますか?望んでいいんですか?という疑問ができてしまいました。原因はもちろん東映特撮労働問題です。予算、人員、スケジュールといったいろいろなことに制約が大きい中で仕事量を増やせとはとても言えなくなってしまった。ただ確かに全25話だと縦軸を消化するのに手一杯でどうも遊びが少ないという物足りなさはある。そしてトリガーとデッカーの場合、仮に同一世界のウルトラマンT&Dとでも考えてみたらどうだろうか。そうすると見せ場優先で描き込みが足りなく思えた*1トリガーは「掴みとしてとにかく派手な見せ場を作る前半」に、デッカーは「世界観を広げて深みを持たせる後半」になります。そして出来上がるのが分割4クールの全50話です。もちろんこれは私個人の見解に過ぎずたった一つの冴えたやり方とも思いません。ただガンダムも間に総集編を挟む分割2クールと聞くし、現場に負担を強いることなく視聴者の関心は惹きつけるやり方はいろいろあってもいいんじゃないかとは思います。今のご時世何が起こって制作に影響が出てくるかもわからないし、いつでも柔軟な体制を取れるやり方があるといいなと。

今回は島根おま県されないといいなあ…エピソードZはツブイマでは観てるけどそういうことじゃねえんだわ…。

特報にもポスターにもアガムスがいないことでカナタは約束を果たせたのかも気にかかるところではありますし、あの紫のデッカーかもしれないし違うかもしれない何かについてわかるのは本編終了後に本予告が出てからですかねえ。

 

【11月29日追記】

本当に警備ロボなのだろうか?

そこに疑問を持たせるんじゃないよ!

*1:個人の感想です