浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ 10話まで

  • 1話でフジノ家と出会い
  • 2話で家が全焼
  • 3話で欠陥住宅を掴まされ家屋倒壊
  • 4話で柱剥き出しになってる土地にそのまま住んで
  • 5話で高速道路建設のための立ち退き要求と共にお金をもらい
  • 6話でようやくまともな一軒家に引っ越したよ!

あまりにもとんでもないことが次々に起こり何と言っていいかわからなかったけど、気がついたらジッポウくんがかわいくなくなってた。(声はかわいいまま)色が…白黒画面だと何かどんよりしてんねん…。体型もまんまるから何か縦に潰れた感じになったし…。まあもともと当時の怪獣ブームに乗っかって作られたキャラなんだそうで、怪獣っぽさが増したこっちのデザインの方が“アリ”なんだろう…。当時かわいい怪獣を愛でる感覚はまだそれほどなかっただろうし…。*1放送は1967年、同じ頃やっていた番組にウルトラセブンがある。Q・初代マン・セブンの昭和ウルトラ1期が大人気だったことはもちろん知っているけど、生まれてなかった時代のことなのでそれを“体感”することはできなくて、こうして同じ時代の番組を観ることでその影響を“理解”できていくのだなあ。

と思ってたら9話から元の色になってかわいさが戻った。もしやこれって東映特撮ではお馴染みのライブ感というやつなのか…?まあとにかく56年前の作品で令和の今に観るとかなり刺激的というか倫理的にだいぶ危なく見えるところにヒヤヒヤしたりしながら面白く観ております。

*1:カネゴンピグモンはおそらく「子供だから」という前提がついたレアケースなんじゃないかと