浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第16話「恐怖は地底より」

脚本:継田淳

監督:辻本貴則

深淵を覗き見る者は深淵に覗かれているのだ。…いやこの深淵、自ら覗き見させてませんか?その姿をある者は鳥、ある者は巨人、ある者はサソリ、またある者はタコと呼んで証言がバラバラすぎて正体が何なのかもわからない…こうして既存のスーツ出さない方針のブレーザーにおいてシレッとライバッサー、M1号、バラバ、タッコングが登場してきてひと笑い。

「タロウ以来50年ぶりに復活の怪獣モグージョンです!」と言われたらうっかり騙されそうなオモシロ外見なのにやることはとてもえげつない。怖がらせて捕食するってスペースビーストかよ!*1

モグージョンくんのデザイン担当も辻本監督だよ!

その精神攻撃にSKaRD隊員も次々と倒され残るはゲント隊長とエミ隊員だけ。そうです、アーくん(アースガロン)の操縦士がいません!そこでエミ隊員の操縦のサポートをするために導入されたのが対話型AIだけど…このAIの声妖しすぎるんだけど大丈夫?裏切ったりしない?そういえばゲント隊長しょっちゅう機内で変身するけどこれゆくゆく正体バレにつながったりしない?しかしそんな心配をしてしまうのは私の中にAIを信頼できない気持ちが強いからなのかもしれない。f:id:asanem800:20231028151027j:image最近はてなが導入したAIでタイトルを決めるシステムを試しに使ってみたけどどれもこれもコレジャナイって感じでどうもなあという思いがあるしなあ。ちなみにこの記事では何か違う結果しか出てこないので使いません!

f:id:asanem800:20231028150639j:image

めかくしブレーザーくんかわいいな?ブレーザーくんを幼児と認識しているアカウント)光輪輪投げ、巻き添えになって斬られるビル、それを見て大慌てのブレーザーくん、舌も腕も伸びるし頭がギロチンのモグージョンくんとめちゃくちゃ異常映像続きだったな…。

ところでSKaRD各隊員が恐れるもの、

  • テルアキ副隊長:おはぎ(こういう“良さ”が副隊長にはある)
  • アンリ隊員:タガヌラー(虫嫌いはずっと言ってるもんな)
  • ヤスノブ隊員:カナン星人(アーくんを操られたことは相当のトラウマだった模様)
  • ゲント隊長:見た幻影はボロボロのアースガロンで本人が言っていたのは「作戦が失敗すること」、要するにこれって「仲間の死」だよなあ)

ときてエミ隊員はどうも「自分自身」らしい。父親との関係はあまり良くなかった様子、飛び級でMIT卒業後防衛隊のメインコンピュータをクラッキングしてたら見つかってスカウト→特殊部隊入り→SKaRD入隊という経歴がそうさせるのか、まだまだ彼女の心の奥底は見えづらい。それはそれとして巨女大暴れという特殊層には刺さりそうなやつは笑ったわあ。シンウルでの巨大浅見はタイトスカートなので正直アングル的にヒヤヒヤものだったけどSKaRDの隊服だと安心!

ところでこれは大ハズレだったら笑ってやってほしいことなんだけど、ゲント隊長は恐怖をすぐに克服して「訓練を特殊部隊でさんざんやったからな、エミもそうだろ?」と言っていた。しかしエミ隊員は自分がブレーザーを襲う幻影をなかなか振り払えず仲間たちとアーくんの呼びかけでやっと立ち直っている。…彼女の特殊部隊にいたという経歴が嘘の可能性がある…?


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「おまえら怪獣好きのボンクラはどうせゴジラ観たいだろうし俺らも観たいから来週は総集編だぞ!」みたいなタイミングだな?

実はブレーザーくん自身の細かい設定はあえて決められていないそうなんだけど人間でいうと何歳くらいなのかは教えてください!それによって助かる命があるんです!とは思っております。

*1:ツブイマで配信開始されたネクサスも観ていますがハードSFっていろんな形があるなって気づきがあるしリアリティ重視路線のヒーローなのに幼児みたいでかわいいブレーザーくんってなかなかない方向性だなと思いますね…。