浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

ウルトラマンブレーザー 第17話「さすらいのザンギル」

脚本:継田淳

監督:辻本貴則

倒した怪獣がなぜか次々と現れて謎の男に斬られて消えていく。ゲント隊長の前に現れたその男は侍だった。

ある“達人”から彷徨える108の魂を鎮める使命を託された彼は最後の1体を倒すために協力を仰いできたわけだが…その達人がどう見てもザムシャーです本当にありがとうございました。*1ザムシャーに任されたなら信用しても大丈夫だよ。

ザンギル、地球にたどり着いてその習慣を知り、侍の言葉を話してコーヒーを嗜む。1人での鎮魂の戦いはとても孤独だったはずだが最後に「2人」の仲間、ヒルマゲントとウルトラマンブレーザーと共に戦って使命を終え消えていった。最後のコーヒーを飲めなかったのが心残り。

この大人なトーンの話でかわいさを更新してくるブレーザーくんはいったい。

辻本監督回なので容赦なくいじめられるくるまたちかわいかったですね。(言い方)共に戦ってくれて頼もしいと思ったら操られてしまってバトルになりチャンバラになっちゃうのどこまでもおいしいなザンギルという思いはありますが、ニジカガチ様は超然とした神なので怨霊にされてしまうの悲しいという思いもあります。確かに今までの怪獣で一番手強かったのはと言われるとニジカガチ様ではあるが!ただあのニジカガチ様は横峯教授の邪念で顕現したようなもので本来のあり方ではないと言えるしなあ。結論:何もかも横峯教授が悪い。

ザンギルこれで退場なのはもったいないなあ。ゲント隊長の秘密のバディとしていろいろ話が膨らみそうなんだけど。最初自分の名前すら名乗れなかったゲント隊長が最後に「俺はヒルマゲント、彼はウルトラマンブレーザーと名乗るの、もちろん協力してくれたザンギルへの敬意が感じられるのもあるし、前は「自分の中にいる別の奴」という異様なモノとして見ていたブレーザーくんのことを今では常に共にいる相棒と思っていることが感じられるの良きです。


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次回フォントもいつもの感じと違うしヤバそうな回と思われる。市中に毒が蔓延するためサトコさんとジュンくんがマスクをつけてるとこ、3年前コロナ禍が始まった頃の緊張感を思い出すなあ。


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ナグラテルアキの怪獣すごいぜ面白配信が始まったわよ!…これは怪獣のことを学ぶテイでテルアキ先生のおもしろを楽しむ番組なのでは…。そしてこういう企画をストレイジでやったらきっとこんな惨状になるという漫画を描きました。

*1:宇宙剣豪ザムシャー(ウルトラマンメビウス):自らが宇宙最強の剣豪であることを証明するためハンターナイトツルギ=ウルトラマンヒカリに戦いを挑む。その過程で大切なものを守るための強さがあることを知っていく。