浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

わんだふるぷりきゅあ!〜プリキュアの敵の浄化と優しさ〜

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この2枚を使って作ったうごイラがこちら↓

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わんぷりはとても不思議な気持ちで観ております。私がちゃんと観たプリキュアってヒープリ・トロプリ・デパプリなんだけど*1、彼女らもやってたのは敵の浄化であり、その意味ではわんぷりの2人と変わらないのだけど、でも言うてニチアサなので「必殺技で敵が爆発四散する」的な演出はやってましたよね?それがワンダフルとフレンディの場合ガルガルを元の動物に戻すのは今のところずっとナデナデだ。

助けたキラリンアニマルから力を借りるのはあってもそれはあくまで補助技であり必殺技ではない。カッコいいアクションで敵をやっつけるのではなく、優しい気持ちで動物を闇から救い出す、そういうコンセプトらしい。

www.toei-anim.co.jp

初代プリキュアを担当したプロデューサーが直々にこの作品の制作意図を保護者の方々に説明するというのは他のアニメでは見たことがないのでこりゃただ事ではないのではという思いと、でも白倉伸一郎Pがスパヒロ新作でこういうこと言ったら「わかりました!話半分に聞いときますね!」で片付けるという思いがあります。*2

一応私もプリキュアとは本来「女の子だって暴れたい」というコンセプトでカッコよく戦う少女たちを毎年送り出してきたというのは存じております。ただその…これは私個人の思考なんですけど…あんなヒラヒラのドレスでアクションをやるのって無理があるのではというのがずっと引っかかっており…これは自分自身がああいう服を着たいと思ったことがない、というより自分の容姿でああいう服を着たら嘲笑を受ける環境で育ったのが影響しているのかもしれません。自分にかかっている呪いのことは置いとくとして、今のところ激しく戦うわけではなく優しくなだめるわんぷりの2人は今まで観たプリキュアの中では最も違和感なく観ることができています。オープニングから見るにこの先出るキュアニャミーとキュアリリアンは激しいアクションをするのかもしれないけど。


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優しいナデナデで本当に1年間持たせることができるのか、それともこの先パワーアップアイテムが出るに従ってスタイルも変わっていくのかまだ何ともだけど、この愛らしい世界観は結構好みみたいで楽しいです。

*1:何か全てのニチアサに評論家気取りがあちこち出てくるのがしんどくなってひろプリは観てないんだ…。

*2:もう少し白倉Pを信用しろって?うーん。