↑前編感想
脚本:本田雅也
監督:武居正能
いやそうはならんやろ。
そうもならんやろ。
確かに前回ユウマは先走ってしまったのだがそもそも6話でも先走ったことでヌマタさんの無実証明に繋がり今回ギヴァスの母星の情報を得ることができたわけで、その信じる気持ちは決して無駄ではなく思いもよらないところに転がることもあるもんだ。何度突き放されても信じる気持ちを諦めないユウマはついに真相を掴む。
滅びゆく星から旅立った「1人」と「1体」。しかし「1人」の生命は尽き肉体も朽ち、その旅はそのことを知らない「1体」の“ギヴァス”を探す旅となっていた。その意味は月が出ていない時は敵、出ている時は友。
それにしてもオカグビラちゃん空気読まねえな!
はたしてこの地球がギヴァスにとって安住の地になるかというと残念ながらそれはノーだ。数多の怪獣が出現するこの星で生きていける場所はない。それでも僕はお前の友だと叫んだ青年の心は届いたはずだと思いたい。そして「柩」となったギヴァスの長い旅はこれからも続いていく───。
「理解不能な言語を話す相手」というと私が思い出すのはどうしてもグロンギ(仮面ライダークウガ)のことで。
グロンギ語って「わかり合えない種族」を象徴していたなーと今改めて思うし、そして2020年代ともなると「わからない=わかり合えない」とはならず「わからない→だからもっと知りたい」になる。それは頼もしいことと思うし、現実の方ではますます難しいことになっていくよなとも思う。
次回振り返り回なのになぜ雰囲気が重いんだ???