浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

魔進戦隊キラメイジャー キラキラ輝くために僕らは巡り会ったと思うから

ガルザ様の闇堕ちってトレギアさんみたいな感じで圧倒的光属性のオラディン王に当てられてしまったと思ってたから実はヨドン皇帝の介入だったとわかった時にはやっぱり少々しょんぼりはしてたんですよ。それがムビレンで本来の彼の可能性の一端を見たり、自分の人生が他人に決められてたと知り絶望しながらも充瑠を助けることで命を賭して抗ったのを見て悲しみはありながらもしょんぼりは何か溶けていきました。キラメイ、そういうアフターフォローが徹底してるところがある。

仮面を被って偽りの仲間と強さを作り上げたヨドン皇帝に立ち向かうのが自分を信じ仲間を信じ、自信に満ち溢れた素顔の戦士たち。

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戦隊最終回恒例の素面名乗りにこういう理屈をつけてきたのって初めて見たと思うけど何しろ歴史が長いのでそう言い切れる自信はなかったり。

常に人の善性を信じる物語で、自分の信条も相手の信条も無理なく尊重していく流れがとても綺麗で、しかもそれに一切の説教臭さがなく楽しいエンタメとして進行していくのが心地良かったです。それは令和の新時代に相応しい価値観の提示であり、あと今のコロナ禍の終わりが全く見えない状況において子供たちに寄り添っていたヒーローがキラメイジャーなことはきっと救いだったと思っています。キャストの感染や撮影休止、急場凌ぎの特別編制作とそれに伴う話数短縮、劇場版延期と本当に大変だったと思いますが、1年間素直に楽しい物語をありがとうございました。


【特報】プロデューサーはヨドンナ!?「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」

まあ山陰では上映されないみたいなんですけど…うん…。

発売時期を覚えていられるかな私…いつもVシネ関係はこれで観るタイミングを逃してしまうんだよな…。

ゼンカイジャーはとにかく楽しくあれと願ってます。いわゆる「春映画」については全てを観たわけでもないけど「何を見せたいのかもよくわからずただダラダラしている」って印象がとても強くオリキャスとか扱い方とかそれ以前の問題であり、そこが解消されていればガワだけでも楽しく観られると思うので。