脚本:継田淳
監督:武居正能
大丈夫よ、ここでのアキラ100%はちゃんと服を着てるわ!
ひなびた旅館を切り盛りする女将と番頭。その様子を見て温かい空気を感じたのがユウマで怪しさを感じたのが石堂さん。結果的にはどちらの見解も正しかったのだが一つ判断が間違っていたら悪人ではない者が裁かれていたかもしれない。
故郷から遠く離れた地球に取り残されてしまった宇宙人。しかし出会った人たちと手を取り合いながら不景気と怪獣災害に見舞われた世の中を生きてきた。しかし防衛隊の中で生き、仲間を失った過去まである石堂さんはその語りを簡単には信じられなかった。しかしこの、「どちらの考え方もその立場においては正しいのだが見解の相違が起こる」という状況ってだいたい激しい言い合いになるけどウルトラマンアークという作品は優しさや温かさに満ちているのでそうはならず、間違いを認めてちゃんと謝るところまで行くのです。朝の番組としてこの穏やかさ好きよー。
Q:1話のシャゴンくんはウーズに寄生されたから急速に巨大化してビル食ってたけどそうじゃない個体はそこまで危険でもないのでは?
A:本来の個体は肉食で普通にヤバいよ!巨大な個体はいくつもいるし獲物を見つけたら仲間を呼んでシェアリングするんだよ!(ヤベえ)
一つ興味深かったのは襲ってきた一体目・二体目は倒し、最後に来た三体目は逃して要観察状態となったことですね。他の命に害を及ぼす怪獣は倒すがそうじゃない怪獣まで倒すことはしない。レッドマンじゃないので。まあネットでイキってる特オタには嫌われそうだがそれがウルトラのあり方だ。
石堂さん、これまでユウマのバディというよりコーヒー狂の面が強かった気がするけど殺された元バディのことも含めてこれからいろいろと関係性が転がっていきそうですね。次回は総集編!今年も「外側からの目線」でお送りされるよ!