浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

朝ドラに2年弱つき合ってきて

朝ドラを観るようになったのはあまちゃんがきっかけ。(北三陸編の終わりごろから)その後ごちそうさんちりとてちんカーネーション花子とアン(これのみ途中脱落)とBS再放送枠も含めて付き合ってきて、マッサンではこうして毎週感想を書くまでになりました。これは特にマッサンを観ていく上でぼんやりと思っていたことを書き記す記事ですが、ややネガティブなところがある記事なので告知等はせずにここに記すだけにします。

 

 

半年間TLのツイート・リツイートを眺めていて思ったのは、朝ドラという枠はいろんな立場の人に期待され、同時に見張られているのだなということでした。
ウイスキー造りが見たい方々にはマッサンは大いに不満だったようで、それはわからなくはないんですけど、朝ドラ枠って個人の人生の物語だと思うのです。そのため登場人物の行動と感情なら後者の方が優先されるのではないかと。
ウイスキーとは別のところでも、こちらとしては「私ただのんびりとドラマを観たいだけなんだけどそんなにあれもこれも完璧にやらんとならんの…?」って思うほど、周りの要望というか不満もよく見かけました。何か、「女性が主な視聴者である朝ドラの主人公が男性で書くのも男性脚本家」という状態自体が気に入らない層がたくさんいた感じなんですよね。その人たちの言うことを総合すると夫は妻が何も言わずともその要望を察し、完璧にこなして、妻を困らせることは許されないらしい。私自身は結婚してないからどうもこうも言えないけど、他人に対して完璧にふるまえる自信がないのでそんな要求もできないなあと思いつつ、正直怖いなあとも思っていました。
史実との違いについてはそもそもこれ「実在の人物を基にしたオリジナルキャラ」だからとしか言いようがなく、そりゃ違うところも出るわなあと。この制作の仕方がイマイチ視聴者に浸透してなかったっていうのはあるのかも。歴史の流れの中で生きていく人の話なら大河ドラマを観た方が。ただこれも、ウイスキー好きな人が史実との違いにモヤモヤするっていうのは理解できるけど、それ以上に「叩くために史実を持ち出す」人が多くいたように見える。そういう層の存在は知ってる。大河を観ていた時にたくさん見た。前の記事で八重の桜への心残りが解消されたとは書いたけど、あの時ジョーいらないと噴き上がっていた人たちのことを許すつもりはない。
私はドラマを観たいだけだから。歴史を知りたければ歴史番組を観るし、ニッカウヰスキーの歴史が知りたければニッカのHPをググるだけです。NHKのインボーガーとか、キャクホンガーとか、大した知識もないし何かの審査員でもないのでそういうのも深く突っ込もうとは思いません。今まで通り見たいものだけを見て面白ければ面白かったところ、ダメだったらダメだったところを述べていくだけです。とりとめのない記事はとりとめのないまま終わります。ありがとうございました。