浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

新選組! 第三十回 「永倉新八、反乱」

試衛館の初期メンバーは概ね勇の人柄に惹かれてその志について行った仲間たちだけど、全員その思いが一つであったかというと、実は各人少しずつ違っていたわけで、組織が大きくなるに従ってその歪みが表面化し始める回。うあーこの前の風雲児たちでもそういうのあったやつー!同じ思いを持ってるはずなのにどんどんすれ違っていくやつー!!

トシが考えてるのは新選組のことというより、「かっちゃんを」どれだけ高い所に上げるかだよなあっていうのと、でもそこを注視しすぎて下につく者に「勇が」どう見えるのかには気が回らない…。勇はそれを理解しつつ全て飲み込んでまっすぐに受け止めるというのはこれまでと同じだけどもうみんな多摩にいた頃のみんなじゃない。若い頃のままではいられない。だから今回の反乱は丸く収まったけど、実はこれはすぐ迫っている悲劇のカウントダウンの始まりに過ぎない。

ところであの組織系統図を見て思うんですが、三番組組長の斎藤は本当に隊士に指示を出したりまとめたりできるんですかね?ww

f:id:asanem800:20180109074622j:image

いい男と子供の並ぶ画ってイイですよね!