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近頃のニチアサはTTFCやテラサ（共に未加入）じゃなくても配信を観やすくなったのだな…という隔世の感を覚えつつ1話から観ております。現時点で10話まで観た。
人間の悪意に取り憑き怪人マルガムへ変化させる生命体ケミー。一ノ瀬宝太郎はそんなケミーと人間が共存できる道を探したいと思っているが錬金アカデミーの仲間たちから呆れられている。しかしくじけることなく真っ直ぐな心で仮面ライダーガッチャードとして戦い続ける。マルガムにされる人間たちはちょっとどころじゃない悪意を持っているため作中の治安はかなり悪い。何しろ2話でいきなり通り魔が出てくるくらいなので。しかしそんな世界の中で懸命に生きている優しき人たちも描かれているので観ていて嫌な気がしない…というか観た後の印象はむしろ爽やか。…えっこれって裏読みとかなく素直に観ていいやつなのか？？？ライダーですよ？？？？？ライダーってどこかで足元掬われることになりがちだからあまり安心して観られないんだよなー…。
どの時点でライダーという枠を信頼できなくなっていったのかはよくわからない。響鬼騒動でのあれこれだった気もするし、おのれディケイド→ライダー大戦は劇場へ！の流れで*1「この枠は信頼したらバカを見る」と思うようになった気もするし。そしてライダー界隈の人たちが他のコンテンツを見下して仲間内でキャッキャしてるようにしか見えなくなったらもうダメだった。それが5年前、ジオウの視聴を切った時。
ガッチャードはまだ10話まで観たところなので完全に信頼するには早いだろうし、まだまだ様子見。でもこの素直なライダーはとても貴重で一周回って攻めてるのではとも思うのでこの感じは続いててほしいなあ。
