3本全部観るまでに4ヶ月かかってしまったよ。さらに小説版もあるのか。
仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムVSレーザー [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2018/04/25
- メディア: Blu-ray
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追う者、九条貴利矢。バグスター事件の真実を求める嘘つき。追われる者、檀黎人。事件の元凶にして自ら神と名乗る男。雨の中始まった因縁は雨の中で終わる。「結末」については何だか黎人が心の中で隠していた真実を九条先生が掴みかけたことで人類に対する神としての最後のご褒美・恵みを与えようと考えたのではって気もするし、九条先生を人間としての生に戻し、自身は消滅することで永遠に追いつけない場所へ逃れたような気もするし。彼の真意はいつでも掴み切れない。
まああいつ神であってもなくてもどこの世界でも大迷惑なんですけどね!!!おまいほんとそういうとこだぞ!!!(3作通して言うことになると思わなかった)
エグゼイドは1年間生命の価値観とその再構築という壮大なテーマがありつつエンタメとして振り切ってるすごいバランスで駆け抜けたなあ。平成ライダーは1年の間に時に紆余曲折もありつつ最終的に到達する世界は初期とはまるで違ってるのはよくあることで、ジオウみたいな企画でそれを描き切るのは無理だなってことも思ったりしましたよ。尺は有限!なのでレジェンド企画に立ち会う時には割り切りも必要だなって思ったり、それにしてもいきなりフワッとジュ―ランドが壊滅してる*1 って割り切りがひどすぎない?とも思ったり。うん。まあ檀黎人王についてはちょっと興味深いんですよね。エグゼイドの登場人物は全員黎人の被害者なのでソウゴくんみたいなアプローチはできないから、あそこからどんな化学反応が生まれるのかなーと思ってる。
*1:超スーパーヒーロー大戦より