浅羽ネムの長いひとりごと

誰かの言葉に乗っかるのではなく自分の言葉を紡ぎたい。

カムカムエヴリバディ第6週「1948」(安子編6)

明るい兆しが見える感じの予告がかえって不穏に思えて「実は安子は先週の事故の時に死んでいて、そのうち城田ナレが“安子は幸せな夢を見ながら稔の元に向かうのでした…”とか言ってくるのではないか」とガクブルしておりましたけど間違いなく現実だったよ!

るいちゃんの頭に残った傷の治療費のために自らおはぎを売ることにした安子…うん…?思うんじゃけど、治療費稼ぐだけだったら雉真の家から出してもらう方が早いよね…?千吉さん腕のいい医者を知ってそうだし。…これはあくまで推測なんだがね、安子、無意識かもしれんが“自分が”仕事をしたいんじゃないか…?大変ではあったけど充実していた大阪での日々が忘れられないでいる…?しかし私は「あーあー、税金のかからない不労所得6億円が毎月空から降ってこねえかなー」と考える神経の持ち主なので安子の切実な気持ちを理解しきれていないかもしれない(クズ)

英語は安子と稔さんを繋ぐもの。しかし稔さんを殺した国の言語でもある。稔さんがもういない世界でなぜ自分は今でも英語を学び続けるのか。雉真家では絶対に言えない葛藤を雉真家では話せない英語で吐露する安子。偶然出会ったロバート中尉はそんな彼女に全ての亡くなった人々への祈りの歌を聴かせ、亡き妻との出会いを通して日本に渡ることになった自分の思いを語る。それは稔さんを通じて英語やジャズといった未知の世界を知った安子ともよく似ていた。

  • 安子、ロバートと再婚して渡米するのかもしれんね
  • これだけ家の外の世界を知った彼女はもう雉真家の嫁としては無理そうだし心機一転できるならそれでいいのかもわからんね
  • いやるいちゃんどないなんねん!!!!!

えーまあ、安子が仕事をしてる間にるいちゃんはずっと雉真家に閉じ込められた状態になっているわけで…るいちゃん視点で物心ついた辺りからを考えてみると、

お母さんとおはぎを売りながら楽しく暮らしていた

事故に遭ったのを転機に知らない人がいっぱいいる岡山に連れてこられた

家族だと言ってる人たちはみんな優しくしてくれるけどお祖母さんはいつも楽しみにしてるカムカム英語を聴かせてくれない

女中さんは「お母さんはあなたをこの家に返すつもりなんだ」と言っている

そしてお母さんは自分をこの家に置いて一人で外へ行ってしまう

 

これ…るいちゃんの心に陰りを生んでない???

そう、今は安子編ではあるが既に同時進行でるいちゃんの物語も始まっているのだ。今後安子がどういう選択を取ったとしてもるい編の本格スタートはヘビーな幕開けになりそうだなあ。

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それはともかく今週分、英語というより筋肉が全てを解決してない???

何かわけわからなくなってきましたのでちょっと疑問に思ったことでも書きますかね。

ジャズに惹かれて日本の中のアメリカに“密入国”したこの妙に印象的な少年、大人になってるい編に出るんじゃないかなあ…今の時点でシュッとした顔立ちだし将来イケメンになってそう…何ギリジョーなんでしょうかねえ?